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米、政策金利据え置き 緩やかな回復見込む【中日新聞】
2007年6月29日 06時38分
【ワシントン２８日共同】米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）は２８日の連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）で、政策金利であるフェデラルファンド（ＦＦ）金利の誘導目標を現行の年５・２５％に据え置くことを全会一致で決めた。インフレ懸念が残る一方で、いったん減速した景気が緩やかな回復軌道に移行する公算が大きいと見込んでいるため。
ＦＲＢは昨年６月に現行水準へ利上げして以来、金利を変更していない。据え置きは８回連続。会合後の声明は、情勢次第で利上げと利下げのどちらにも動く柔軟な姿勢をあらためて示したが、金融市場では、当面は据え置きが続くとの見方が広がっている。
声明は今年上半期の景気に関し、住宅市場の低迷という逆風下にあっても「緩やかな」成長が続いていると強調。先行きについては「今後数四半期は緩やかな拡大が続く」と従来の明るい見通しを踏襲した。
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2007062901000037.html
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