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傘下、住宅ローン焦げ付き 救済4000億円拠出【東京新聞】
2007年6月23日 夕刊
【ニューヨーク=池尾伸一】米証券大手ベア・スターンズは二十二日、住宅ローンの焦げ付きで信用不安に陥っている傘下のヘッジファンドを救済するため三十二億ドル(約四千億円)を緊急融資すると発表した。一九九八年にロシア金融危機の影響で実質破たん、米金融当局が救済の指揮を執ったロングターム・キャピタル・マネジメント(融資額三十六億ドル)以来の大型救済となる見込みだ。
問題のファンドは、「サブプライムローン」といわれる低所得者層向けの住宅ローン市場を中心に投資をしていた。最近の住宅市場の冷え込みで、リスクの高い住宅ローンが焦げ付くケースが急速に増えて損失が拡大。大手証券のメリルリンチなど同ファンドに融資している企業から、ベア・スターンズに対して、救済するよう圧力が強まっていた。
ベア・スターンズ傘下の別のヘッジファンドにも住宅ローン投資で巨額損失が発生しているとされ、ベア・スターンズは融資の早期返済を迫るほかの金融機関との交渉も急いでいる。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2007062302026571.html
【参考リンク】
サブプライムローンはアラン・グリーンスパン氏がかつて融資の民主化と呼んだものの一部だ。日本の土地本位制を真似たものだ
http://www.asyura2.com/07/hasan49/msg/705.html
投稿者 TORA 日時 2007 年 3 月 28 日 16:23:12: CP1Vgnax47n1s