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「世界低金利」の構図修正の見方も・長期金利なお上昇圧力【日本経済新聞】
【ニューヨーク=発田真人】世界の長期金利の上昇基調が続いている。米10年物国債利回りは4.5%を下回った3月半ばを底に反転、5%台で定着し始めた。欧州金利も5年ぶりの高水準。急速な上昇への警戒で目先は一服感が出ているが、世界的な景気拡大と利上げ観測からなお上昇圧力は強い。市場関係者の間では経済成長の土台となった低金利の構図が修正されつつあるといった見方があるとともに、金利上昇が景気に与える影響を警戒する声も出ている。
15日の米10年物国債利回りは5.16%と1週間で0.06ポイント上昇して引けた。3月13日の4.49%から約3カ月で約0.7ポイント上がり、特にこの2週間で約0.2ポイントの大幅上昇となった。日欧の利上げ観測や中国の消費者物価指数(CPI)が強めに出たのをきっかけに世界的な金利上昇観測が高まり、先週半ばに一時、2002年4月以来約5年ぶりとなる5.3%台に乗せる場面もあった。(11:49)
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20070617AT2M1600Z16062007.html