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年金杜撰処理問題は、かっての国鉄の「マル生運動」時代同様、社会保険庁の末期症状
http://www.asyura2.com/07/hasan50/msg/824.html
投稿者 肥筑 日時 2007 年 6 月 16 日 00:57:13: aZKh1lU.sFsHg
 

 現在の年金杜撰処理問題では、社会保険庁幹部は現場の実態が分かっていなかったか、逃げていたか、知ろうとしなかっただろう。これはかっての国鉄の「マル生運動」同様、社会保険庁の末期症状であろう。
「マル生運動」http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%AB%E7%94%9F%E9%81%8B%E5%8B%95

「君子は心を労し、小人は力を労す」(左伝、襄公九年)
 上記格言では中華思想の典型であり四千年の輝かしい歴史ではあるが、循環する退嬰的な文明に終わった。西洋文化もその格言の是認する傾向がある。
 江戸時代の支配者層であった武士は、脚絆わらじ履きで土木作業に関わっていた−これを来航した西洋人は奇異な眼で見ていたようだが。

 ともあれ社会保険庁を改革再編するに当たって、庁職員を厳正に評価し年金事務をサボタージュした職員及び管理監督者は、新組織に移れないようにしなければならない。現職員が100%移行したら、新組織でもサボタージュが芽を吹く危険があり年金加入者・受給者の納得は得られない。

 前のスレッドでも触れたがデータの突合や入力は「日暮れて道遠し」の延々と続く作業であるが、項目を満たした正規データを入力することが年金システムの出発点である。大河も濫觴から始まる。「正規データ」が入力された暁に初めてその運用の道が拓けてくる。
 行政が今なすべきことは入力されたデータを原始データと突合し可能な限り正規化することだろう。柳沢厚生労働大臣は、IC年金カード導入を唐突に持ち出してきたが信頼できない電子データを元に作成したカードなぞばかばかしい限りである。

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