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http://finance.yahoo.com/q/bc?s=UBS&t=my&l=on&z=m&q=l&c=
スイス上場分配当日 2007年4月27日
東京上場分配当日 2007年6月4日
１株＝約126円
腐っても鯛という投資姿勢で挑みます。
の各年1回
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003017&sid=avpbbcVOnYck&refer=jp_japan
ＵＢＳのヘッジファンド,突然の閉鎖の裏側-LTCM並みの損失も(2)
６月４日（ブルームバーグ）：スイス最大の銀行、ＵＢＳのピーター・ウフリ最高経営責任者（ＣＥＯ）は２年前、ジョン・コスタス氏にヘッジファンド部門「ディロン・リード・キャピタル・マネジメント」（ＤＲＣＭ）の設立を任せた際にはどんな出費も惜しまなかった。
ウフリＣＥＯはコスタス氏に資金35億ドル（約4270億円）、トップトレーダー80人、後方支援スタッフ40人を提供した。コスタス氏はさらに130人を採用し、ロンドンやシンガポール、東京、コネティカット州、マンハッタンに事務所を構えた。ＤＲＣＭの閉鎖が決まるまでに、ＤＲＣＭの従業員250人は平均年間100万ドルの賞与を支給された。これは米ゴールドマン・サックス・グループのほぼ３倍だ。
ＵＢＳ株主は、５月３日にＤＲＣＭの突然の閉鎖が告げられるまで成功を疑わなかった。最初の６四半期は収益を上げたが、信託報酬の高さに投資家が二の足を踏んだことで十分に早いペースで資金調達ができなかった。ＤＲＣＭがＵＢＳの2007年１−３月（第１四半期）に１億5000万スイス・フランの損失を計上し、ウフリＣＥＯは我慢ならなくなった。
コスタス氏がＤＲＣＭの事業を拡大するなかで、ＵＢＳの株価は競合相手のクレディ・スイス・グループより落ち込むとともに、４年ぶりの減益となった。ウフリＣＥＯは今後、３億ドルを投じてＤＲＣＭを閉鎖するが、損失額は1998 年の米大手ヘッジファンド、ロングターム・キャピタル・マネジメント（ＬＴＣＭ）の経営破たんでＵＢＳが受けた水準（７億ドル）に迫る恐れがある。
ＡＩＧプライベート・バンクの運用担当者、ディーター・ブーフホルツ氏は「問題なのは評判だ」と述べた上で、「うまく行かなかったというのが、地元での評判だ」と語った。
ウフリＣＥＯは５月、ＤＲＣＭは「われわれの期待に沿えなかった」との声明文以外のコメントは控えた。ＵＢＳのアドバイザーとしてとどまるコスタス氏は５月末のインタビューで、「大きな事業」を運営したいとし、「恐らく大きなプロジェクトが持ち上がれば」、同行にとどまると語った。
ＵＢＳの思惑
関係者によると、ＵＢＳは歴史のある「ディロン・リード」の名前を新しいヘッジファンドに付け、５年間で個人および機関投資家から最大150億ドルの資金を調達することを見込んでいた。ＤＲＣＭの立ち上げ費用はＵＢＳが負担するが、最終的には大半の経費を顧客からの手数料収入で賄える見通しだった。
しかし、資産運用の専門的知識を持ち合わせながら、ＵＢＳは後から遭遇する落とし穴を見落としていた。
ＵＢＳは当初、既存の投資から脱却したいと考えており、必要な手順を確立するのに半年もかからないと予想していた。しかし、コスタス氏は計画の実現が見込めない規制があることを後から気付いた。その結果、ＤＲＣＭはＵＢＳの口座と顧客の資金との間の利益相反を防ぐため、新しいファンドの立ち上げとシステム導入を迫られた。
またコスタス氏らと会った投資家によると、ＤＲＣＭの社員はヘッジファンドの経験が不足していたことが明確だった。
さらに、信託報酬も障害だった。運用資産の３％とトレーディングの収益の 35％がＤＲＣＭに支払われる仕組みだが、投資家の間で高過ぎるとみなされた。大半のヘッジファンドは運用手数料２％、投資収益20％を課す。
最後の一撃
３月には、最後の一撃が訪れた。ＤＲＣＭは米住宅ローン市場での投資で損失を出した。ＵＢＳは信用力の低い人向けのサブプライム住宅ローンの焦げ付き急増で、大きな損失を計上した。損失は１、２月のトレーディングの収益を上回るものだった。
ＵＢＳの失敗は、優秀な人材確保でヘッジファンドと競争しようとするジレンマを浮き彫りにさせた。どの証券会社もトレーダーのメンバーがそのまま社内に残っていることはない。ゴールドマンでさえ、スーパースター級のトレーダーはヘッジファンドの資金力に魅了されて退社している。
スタンダード・アンド・プアーズ（Ｓ＆Ｐ）のアナリスト、デレク・チェンバース氏は「以前は、安全な投資銀行を求めるならＵＢＳという反射的な流れがあった」とした上で、「恐らく人々はそれに疑問を抱き始めている」と述べた。
原題：UBS Hedge Fund Loss Ensnares Wuffli With Debacle Reprising LTCM （抜 粋） {NXTW NSN JJ32N307NBB5 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先：東京 山口裕子 Yuko Yamaguchi yuyamaguchi@bloomberg.net Editor: Toshi 記事に関する記者への問い合わせ先： Christine Harper in New York at charper@bloomberg.net ; Jacob Greber in Zurich at jgreber@bloomberg.net . 更新日時 : 2007/06/04 14:46 JST
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