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(回答先: ウォルマートによるファッション強化戦略の苦戦が続いています。在庫が昨年対比で10.3% 【Retail Web】 投稿者 hou 日時 2007 年 6 月 03 日 10:43:10)
明暗分けた二大家電ディスカウントストア
ベストバイとサーキットシティがそろって06年度の業績を発表したのですが、両社の状況をくっきりと反映する対照的な結果でした。
ベストバイは売上高16.5%増、純利益21.1%増の増収増益でしたが、サーキットシティは8%の増収だったものの利益は1180万ドルの赤字に転落しました。
ちなみに既存店成長率は前者が5.9%増、後者がフラットでした。
サーキットシティの赤字の直接的な原因は海外事業の減損処理やリストラコストの計上といった特別損失でして、営業利益はとりあえず黒字を出してはいます。
サーキットシティはこの業績発表に先立って人員整理を行っています。高給を取っているベテラン店員を含む3,400人を解雇し、希望する人は低賃金で採用しなおすという荒療治です。
このレイオフ、証券アナリストには評価がよいのですね。しかしながら小売業界人には受けが悪い。当然のことながら店頭サービスの低下が予測できるわけです。短期で評価する証券アナリストと、長期で評価する業界人、という図式を非常に感じました。
薄型テレビの値崩れが激しく、これが家電リテーラーに影響を及ぼしているそうですが、まあ、これだけというわけでもないでしょう。サーキットシティの苦戦はいまに始まったことではないですから。
家電に関して言うと、強いのがウォルマート、コストコ、ベストバイ、そしてネット。これらに苦戦しているのがサーキットシティ、コンプUSA、ラジオシャック、という図式ができあがってしまってます。
話は飛びますが、ベストバイはSecond LifeにGeek Squad Islandという名称で土地を買って出店するようです。キャラクターが常駐してテクニカルサポートを提供するそう。一歩先を行くベストバイを感じるニュースじゃないでしょうか。
投稿者: 鈴木敏仁 日時: 04:29 PM | | トラックバック (0)