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http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=200705261113006
米景気指数には虚構の数字 統計上のトリックで数十億ドルを操作 国内総生産はこうして粉飾される
「米国の景気指数には、虚構の経済成長がかなり含まれている」と先月のドイツ連邦銀行の月報には書かれている。その証拠に、米国の豊かさを生み出した新しい会計基準の下でも成長率は低下し続けている。どうして米国経済が巨額の負債を抱え、不動産価格の下落に歯止めがきかず、軍事費の増加が続く中で、「消費は堅調」や「回復基調」などいう言葉が新聞紙面に踊るのか。ボッグス記者は、国内総生産やインフレデータが粉飾されているからだという。業績や生産性の向上は市場向け価格に勘定されることで国内総生産は上昇し、消費者価格の統計は自動的に価格下落と評価される仕組みにこそマジックの種があると指摘する。こうして消費にも投資にも回せない数十億ドルの資金を生み出すのだという。その一方で、世界金融システム崩壊への恐怖から、EU、日本、中国は、米国の統計上のトリックを知りながら同調を続けてきた。借金と出費の狂宴に答えが出される日はそこまで来ているではないか。(ユンゲヴェルト特約)