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中国建設銀行
http://www.ccb.cn/ccb/index.html
http://news.searchina.ne.jp/special/06_bank.html
建設銀行:初のCSR報告書、「85%を国に還元」
2007/05/26(土) 15:15:23更新
中国建設銀行は25日、「2006年度企業の社会的責任(CSR)報告」を正式に発表した。中国の国有商業銀行として初のCSRに関する報告書となる。新浪財経が伝えた。
50ページに及ぶ報告書によると、建設銀行は上場以来、企業としての社会的責任を果たすべく努力を続けてきた。国家、顧客、株主、従業員など、あらゆる方面への責任を履行し、社会公益事業を積極的に後押してきたという。
建設銀行の徳炎報道官は、今回の報告によって「企業が自発的にCSRに取り組み、職員が責任の重さを自覚するよう促したい」としている。その上で、「建設銀行は今後もCSRにおける目標を明確にし、汚職・不正に対する取り締まり強化も視野に入れていく方針である」とした。
報告書の冒頭には「董事長の挨拶」が収録されており、建設銀行の社会的責任を六つに要約している。
1.企業として持続可能な成長を重視し、株主への還元の最大化を図る。
2.国のマクロ政策を支持し、社会経済建設に貢献する。
3.商品やサービスの質的向上を重ね、顧客に最高のサービスを提供する。
4.社会的に関心の高い問題に密着した業務拡大を行い、国民生活の改善に寄与する。
5.職員の権利と利益を尊重し、「和諧(調和の取れた)」企業としての成長を目指す。
6.社会的弱者のため、公益事業に積極的に関与する。
報告書によると、建設銀行は一貫して好業績を維持し、利益10元当たり8.5元を何らかの形で国に還元。06年の貸付額の3分の2がインフラ建設に充当されており、「建設銀行は紛れもなく中国のインフラ建設を支える銀行として中国社会に貢献している」とする。
ただし、リテール業務における利益貢献度はマイナス10%で、顧客サービスの面ではまだまだ改善の余地があるともし、これについて建設銀行では、窓口での待ち時間を10分以内にすることを当面の目標としている。(編集担当:栗山香子)