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http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003013&sid=ayRWWMrWlZpU&refer=jp_us
米企業:1−3月は19四半期連続の10%以上増益−市場驚かす好決算
5月14日(ブルームバーグ):今年1−3月期の米企業決算は、19四半期連続で10%を超える増益となった。クレジットカード世界2位のマスターカードや世界最大のパソコンメーカー、ヒューレット・パッカード(HP)、米生命保険2位のプルデンシャル・ファイナンシャルは、アナリストが驚くほどの好業績となり、米企業の好調さを印象付けた。
ブルームバーグがまとめたデータによれば、S&P500種株価指数を構成する企業が11日までに発表した決算は、平均13%増益。増益率が10%を下回ったのは2002年4−6月期が最後だ。
米ドル下落で海外売上高が好調なほか、米国内でも個人消費の堅調が続いており、増益に寄与している。アナリストらは、米住宅市場の不振や信用力の低い借り手向けのサブプライム住宅ローンの焦げ付き増加が、企業利益を圧迫するとの懸念は後退したとみている。
格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)の株式市場ストラテジスト(ニューヨーク在勤)、アレック・ヤング氏は、「どう見ても上振れ方向の驚きだ」と指摘した上で、住宅市場や住宅ローンに対する懸念は「間違った考え」だったと述べた。
1−3月期の利益は4月13日時点のアナリスト予想の4倍の伸びとなっている。5月11日までに決算を発表したS&P500種企業444社の76%が予想通りか予想を上回る利益となった。27%が予想を10%以上上回る増益となっている。
マスターカードの利益は前年同期比70%増の2億1490万ドル。1株利益は 1.57ドルと、ブルームバーグがアナリスト12人を対象にまとめた予想平均値の 1.16ドルを上回った。
HPが8日発表した決算は、会社予想を上回る利益と売上高となった。プルデンシャルは営業利益が30%増加。1株利益は1.85ドルと、アナリスト14 人の予想平均1.65ドルを超えた。