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□日本で貯金箱の売り上げ急増…背景に「下流意識」? [朝鮮日報]
http://www.chosunonline.com/article/20070510000026
記事入力 : 2007/05/10 11:06:45
日本で貯金箱の売り上げ急増…背景に「下流意識」?
日本の若者をターゲットにしたファンシー雑貨の売り場で今、貯金箱の売り上げが急速に伸びている。
日本経済新聞によると、日本の20代の貯蓄率は過去10年間で25%から30%という高い水準を維持している。つまり、1000円を稼げばそのうちの250円から300円は貯蓄に回すというわけだ。1980年代のバブル時代には、20代の貯蓄率は15%から20%だった。同紙は20代の貯蓄率が平均で8%上昇したと分析している。
90年代中盤以降の日本の20代は、長引く不況による、いわゆる「就職氷河期」を体験した。そのため、これまでの日本で根強かった「中流意識」ではなく、「自分は下流だ」という意識が非常に強い。最近は景気の回復により、就職状況も好転しているが、若者の間にすっかり根を下ろした「下流意識」のため、稼いだお金を思い切って使うということができなくなっている、という見方が出ている。つまり、若者のこうした「下流意識」が、日本社会で長いこと影を潜めていた貯金箱を再び売れ筋商品に仕立て上げたというわけだ。
10代から30代の若者の好みに合った商品を販売している「東急ハンズ」では、貯金箱コーナーを新設し、今年3月の販売量が昨年3月よりも60%も伸びたという。また、貯金箱を買い求める客の60%は20代から30代だという。
東京=鮮于鉦(ソンウ・ジョン)特派員
朝鮮日報/朝鮮日報JNS