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http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20070507AT2M0600207052007.html
信用収縮の再来「あり得る」・米著名投資家バフェット氏
米著名投資家ウォーレン・バフェット氏は5日、同氏が率いる投資会社バークシャー・ハザウェイの年次株式総会で「1998年に大手ヘッジファンドが信用収縮のあおりを受けて破綻した。今後、同じようなことが起こる可能性がある」などと述べた。株主からの質問に答えたもので、潤沢な流動性が米金融市場を押し上げる「カネ余り」の状況に警鐘を鳴らした格好だ。
信用収縮のきっかけについては、金融当局による金利引き上げなどではなく「予想外の外的な要因」を懸念していると表明。98年に大手ヘッジファンド、ロングターム・キャピタル・マネジメントが巨額の負債を抱えて破綻した際はロシアでの金融危機が引き金となったことなどを念頭に置いたものとみられる。
信用力が低くても低コストで多額の資金が調達しやすくなっていることが「買収ファンドの活発な活動の背景にある」とも述べ、現在の買収ブームが過熱気味であることも示唆した。(ネブラスカ州オマハで、山下茂行)(12:00)
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