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http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20070423AT3S2300R23042007.html
米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は23日、日本国債の格付けを「ダブルAマイナス」から「ダブルA」に引き上げたと発表した。同社が日本国債を格上げするのは、1992年の格付け開始以来初めて。構造改革が進む一方で財政や金融政策の正常化にも踏み出している点を評価したという。
S&Pは92年に日本国債を「トリプルA」に格付けして以降、「ダブルAプラス」「ダブルAマイナス」と格下げを続けてきた。今回は、国内総生産(GDP)に対する財政赤字の比率が2002年度末の8.2%から、07年度末に5.0%に低下する見通しとなったことなどを考慮した。格上げで国債金利の上昇圧力が抑制される。
一方でS&Pは、急ピッチで進む日本の高齢化をリスク要因と指摘。政府部門の改革を継続すれば格付け見通しがさらに上がるものの、年金制度などの改革が頓挫すれば格付けに下押し圧力がかかるとした。