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(回答先: アメリカのキミット財務副長官・・・ 日本の生産性 「いくつかの産業は驚くほど低い」構造改革を 【日経ネット】 投稿者 hou 日時 2007 年 4 月 19 日 00:35:40)
[東京 18日 ロイター] 大田弘子経済財政担当相は18日、都内での講演で、日本経済の現状について、最も注目しているのは、賃金の動向だと述べたうえで、消費が強くならない背景には賃金の伸び悩みがあるとの認識を示した。
大田担当相は、いざなぎ景気を超えて戦後最長を記録している現在の景気回復局面について「5年間、回復を続けていることは評価できる」としながらも、足元の景気動向に関して「最も注目しているのは賃金だ。消費が伸びない背景には、賃金が増えていないことがある。ここが一番気になる」と述べた。
その上で、「雇用自体はそれほど悪くない。人手不足感も出てきている。新卒の採用は増え、初任給も上がっている。なぜ賃金が伸びないのか」と繰り返し、景気の先行きを見通す上で賃金動向が大きなポイントになるとの見方を示した。
また、海外経済では「(注目は)米国経済がどうなるか。米国がしっかりとソフトランディングに向けて回復を続けてくれないと、日本にとっても不安要因が増える」とし、その米経済について「個人消費は悪くない。一時期心配された住宅も、やや底を打ったような感じもある。代わって、設備投資が弱くなっている」と分析した。
ただ、「今年に関しては、米国もそれほど悪くないだろう。中国は強い成長が続く。したがって、この回復基調は、今年も続く。(日本の)景気の先行きも持続すると見ている」と語った。
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