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東南アジア株式=米株安でほぼ下落、シンガポールは不動産が主導
20:22 JST
[シンガポール 12日 ロイター] 12日の東南アジア株式市場では、米株安を受けてシンガポール市場が下落した。シティー・ディベロップメンツ(CTDM.SI: 株価, 企業情報 , レポート)など不動産株が下げを主導した。
ストレーツ・タイムズ指数(STI)<.STI>は1.4%安と、1日としては約1カ月ぶりの大幅な下落。STIは一時、3452.84と最高値をつけた。
0912GMTまでにマニラ市場<.PSI>は2.15%安。バンコク市場<.SETI>は0.37%安。
ジャカルタ市場<.JKSE>は前日の終値ベースの最高値から0.03%安。クアラルンプール市場<.KLSE>はザラバの上昇幅を縮小し、0.07%高。
シンガポールのディーラーらによると、米経済の健全性に対する懸念を背景とした前日の米株安は、最近の取引で歴史的高値をつけた銘柄に対して投資家が利益確定を出すきっかけになったという。
前日に上場来高値をつけたシティー・ディベロップメンツは、6.1%安。
キャピタランド(CATL.SI: 株価, 企業情報 , レポート)は1.8%安。ウィン・タイ・ホールディングス(WTHS.SI: 株価, 企業情報 , レポート)は4.6%安。前日は10年ぶりの高値をつけていた。
DBSビッカーズのディーラーは「売りは予想通りだ。しっかりしたファンダメンタルズを踏まえると、不動産株は近く、新高値に向けて反発するだろう」と指摘した。
一方、OCBCインベストメント・リサーチのアナリストは、ほとんどの市場はテクニカル的に買われ過ぎており、向こう数週間以内に大きく下げる可能性があると述べた。
STIは11日の取引終了時点で3月5日の年初来安値から489ポイント上昇。「短期間で素晴らしいパフォーマンスだったが、この楽観的なムードは終わりに近づいている」(同アナリスト)という。
バンコク市場の下落は銀行株が主導。カシコーンバンク(KBAN.BK: 株価, 企業情報 , レポート)は1.5%安。サイアム・コマーシャル銀行(SCB.BK: 株価, 企業情報 , レポート)は2.2%安。
バンコクのディーラーによると、連休を控えて投資家がポジションを手じまっているという。同市場は13日から16日まで休場となる。
マニラ市場の値下がり上位は、PLDT(TEL.PS: 株価, 企業情報 , レポート)の3.4%安、アヤラ・コープ(AC.PS: 株価, 企業情報 , レポート)の3.5%安。
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