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http://business.nikkeibp.co.jp/article/reuters/20070328/121900/
2007年3月28日 水曜日
[ワシントン 27日 ロイター] 欧米やアジアの著名エコノミストは、世界経済の不均衡是正には、政策や為替の面で大幅な変化が必要との認識を示した。ドル下落とアジア通貨の急上昇などが必要としている。
報告書は、ワシントンで来月開かれる7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)や、国際通貨基金(IMF)・世界銀行の春季会合を前にまとめられ、27日に公表された。
報告書では、米国の赤字と、アジアおよび石油輸出国の巨額黒字を背景に拡大する不均衡の問題に取り組むため、各国が共同歩調をとることが必要としている。
エコノミストは、適切な政策措置がとられなければ、市場の力による調整が起きる可能性があると警告。そうなれば、リセッションのほか、主要通貨や資産価格の急変動、通商摩擦の増加が起きかねないとしている。
エコノミストは「世界の金融市場の最近の変動は、迅速に行動しなかった場合の危険について、注意を喚起するものだ」との見方を示した。
また、報告書では、ドルは10─20%下落、人民元は30%上昇、円は25─30%上昇する必要があり、ユーロは、現在の1ユーロ=1.33ドルから1.45─1.50ドルへの上昇が必要としている。