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(回答先: サウジアラビアのアル・ワリード王子・・・ 27日から4月6日までの予定で中国を訪問 【中国情報局】 投稿者 hou 日時 2007 年 3 月 28 日 21:17:58)
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/media/20070328NTE2IFT0527032007.html
独SGL、NY証取への上場取り止めへ(3/27)※
グラファイトや炭素繊維材料の世界的大手メーカーであるドイツのSGLグループは、米ニューヨーク証券取引所で取引されている同社株を上場廃止にする方針を明らかにした。上場廃止が決まれば、規制強化によるコスト増加を嫌ってニューヨーク証取から撤退するドイツ企業初のケースとなる。
米当局は先週、外国企業の米株式市場からの撤退にかかわる要件を緩和し、米国での株取引が世界全体の5%に達しない場合に上場廃止を認める新たなルールを承認した。SGLはこのルールを利用する。
SGLは米国の投資家が保有する同社の米預託証券(ADR)をドイツの取引所で取引されている普通株式と無料で交換できるようにする。同社はこの手続きで世界全体の7%を占める米市場での取引が5%未満に減少するとみている。SGLは11年前に米市場への株式上場を果たしたが、法令順守に300万ユーロ(400万ドル)を費やしたなどと規制強化によるコスト負担の大きさを訴えていた。
ドイツの上場企業が加盟する団体DAIによれば、米企業改革法(サーベンス・オクスレー法)の厳しい監査要件から、本国市場に加えて米市場に重複上場するドイツ企業14社のうち一部に米国での上場を見直す動きがあるという。だが、現在のところ数多くの企業がSGLに続き米上場を廃止する可能性は低いとみられている。
(英フィナンシャル・タイムズ特約)