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東京外為市場・6日=ドル116円半ば、世界株安一服で円売り戻し (ロイター)
2007年3月6日(火)17時44分
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
17時現在 116.36/41 1.3121/24 152.70/79
正午現在 116.34/39 1.3103/08 152.49/56
9時現在 115.56/61 1.3084/89 151.21/29
前日東京17時 115.28/33 1.3145/50 151.54/62
前日NY17時 115.55/58 1.3091/92 151.30/35
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[東京 6日 ロイター] 午後5時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点からドル高/円安の116円半ばで取引されている。日経平均株価が6日ぶりに反発するなどアジア株が下げ止まったことで、外為市場でも急激に進んでいた円高が一服した。
ドル/円は一時116.57円と前日東京市場でつけた約3カ月ぶり円高水準から約1円半の円安となった。
東京市場では円安が進んだ。日経平均が一時233円高の1万6882円まで上昇したほか、アジア市場でも世界株安の震源地とされる上海総合株指数が1.9%高、前日に3年半ぶりの大幅安を記録した香港のハンセン指数が2.1%高、同じく前日に5カ月ぶり安値をつけたインドのSENSEX指数が1.5%高などとと軒並み高となったことで、急速な円高に歯止めがかかった。
ドル/円が心理的なふし目とされる115円付近や、テクニカル上の抵抗線とされる昨年12月安値の114.44円に接近したことで、テクニカル的に円の売り戻しが出やすかったとする見方もあった。円は1月安値から対ドルで7円、対英ポンドで20円もの円高が一気に進んだだけに「そろそろ利益確定の円売り戻しが出てもいい状況だった」(外銀)という。
この日のドル/円は、朝方の安値115円前半から午後にかけて1円半近くじりじりと上昇。ユーロ/円は同150円後半から一時152.86円まで、英ポンド/円は221円前半から224円後半へ、豪ドル/円は88円半ばから90円付近まで値上がりした。
しかし円売り戻しの動きが一巡すると、クロス円中心に短期筋が利益確定の円買い戻しに動き、クロス円は小幅反落。ドル/円は116円前半でもみあいとなった。
この日は世界同時株安が一服となったことで円が売り戻されたが、市場では引き続き株価動向への警戒感が根強い。通貨オプション市場関係者によると、円高が一服となる中でも、一段の円高リスクがあるとの見方から「円コールオプションへの需要がまだ根強い」(都銀)といい、ドル/円のリスクリバーサルのスプレッドは1カ月物の25デルタで1.75%―2.05%付近の円コールオーバーと、前日東京の2.0%付近とほぼ変わらずで取引されている。
来日中のポールソン米財務長官は6日、米住宅市場の調整について「信用に関する一部の問題は存在するが、概ね抑制されている」と述べた。また世界経済は非常に健全と評し、最近の世界的な株安の影響を重要視しない姿勢を示した。市場の反応は特になかった。
http://money.www.infoseek.co.jp/MnJbn/jbntext/?id=06reutersJAPAN249934