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(回答先: 米国は空前の赤字に平然 日本に代わり米財政支える中国 チャイナブームの実態は?(ベリタ) 投稿者 近藤勇 日時 2007 年 3 月 05 日 18:18:42)
フランクリン「米国政府証券ファンド」――高格付け債券に投資(投信ウオッチ)2007/02/28, 日本経済新聞 夕刊, 8ページ, 有, 694文字
米国の政府保証債の一種であるジニーメイ・パス・スルー証券を中心とした高格付け債券を投資対象とする。主にインカムゲイン(金利収入)狙いで、長期で安定した運用を目指す。毎月分配型で、安定運用と定期的な収入確保を求める個人投資家が購入対象。
この投信はフランクリン・テンプルトンが運用する米国政府証券マザーファンドに投資家から集めた資金を投資するファンド・オブ・ファンズ形式。為替リスクはヘッジはしていないが、もともと安定性の高い保証債で運用しているため、毎月の分配金は足元で三十五円程度(税込み)で一定している。
ただ、足元では純資産残高の減少傾向が続いている。分配型投信の競争激化が背景にある。分配型投信は退職者層を中心に人気が高く、分配金が多いものに資金が集まっている。安定運用志向のファンドの人気は低下気味だ。投資対象も個人投資家にはあまりなじみがない。
もう一つは米国の金利動向だ。金利収入が運用の柱だが、金利が急激に上昇すれば、債券価格も下落し、金利収入では補いきれなくなることもありえる。世界的に金利上昇観測が強いことは運用面では逆風だ。
二十七日時点の基準価格は八千三百七十三円。金利上昇による金利収入が増え、基準価格は上昇基調だが純資産はピーク時の四千五百億円程度から二千八百億円程度まで下落している。
【表】ファンド概要
名 称 米国政府証券ファンド
運用会社 フランクリン・テンプルトン
純資産残高 2809億7000万円(27日時点)
基準価格 8373円(同上)
主な投資対象 米国ジニーメイ・パス・スルー証券
販売会社 三菱UFJ証券、西日本シティ銀行など33社