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はやい利下げによる金融機関への援助か
インフレ懸念を持続させるのか？
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20070304AT2M0301M03032007.html
米ＦＲＢ議長、住宅ローンの延滞増「特に注視」
【ワシントン＝小竹洋之】米連邦準備理事会（ＦＲＢ）のバーナンキ議長は2日、低所得者などの間で住宅ローンの焦げ付きが増えていることを強く警戒し「今後の動向を特に注視する」と述べた。カリフォルニア州での講演で語った。
米国では信用力の低い人を対象とした高金利型住宅ローン「サブプライムローン」の延滞や物件の差し押さえが目立ち、金融機関の経営にも影響を与え始めている。議長は2月末の議会証言でも「健全性に懸念がある」と述べており、米経済への影響を慎重に見守る意向を重ねて表明した。
ただ、信用力の高い人を対象とした住宅ローンについては「市場は力強く、債権の質も良好だ」と指摘。すべての住宅ローン市場に問題が波及しているわけではないとの見方を示した。(21:44)
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