★阿修羅♪ > 国家破産49 > 460.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
[東京 2日 ロイター] 榊原英資元財務官(早大教授)は2日、日本外国特派員協会で講演し、最近の世界的な株安について、調整は数週間から1カ月程度は続く可能性があるとの見通しを示した。また、日銀の金融政策に関し、5月に追加利上げがあっても驚かないと述べた。
榊原氏は、これまでの中国など新興市場国における株式相場の上昇ペースが速かったことから「調整は予想されていた」と過熱感を指摘。そのうえで「まだ調整が一巡したとは思えず、数週間から1カ月程度は続くだろう。しかし、メルト・ダウンが起きているわけではない」とし、今回の世界的な株安は調整の範囲内との認識を示した。
また、2月に追加利上げを実施した日銀の金融政策について「12月にやるべきだった。福井俊彦日銀総裁は、継続的に利上げすべき。今の利上げは引き締めではなく、正常化である」とし、次の利上げ時期に関して「市場の観測では、参院選後と見られているようだが、日銀が8月ではなく、5月に利上げに踏み切っても驚かない」と語った。