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http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003017&refer=jp_japan&sid=ah460grs4ju0
東証:ロンドン証取と新興市場運営などで提携−資本関係協議せず(2)
2月23日(ブルームバーグ):東京証券取引所は23日、ロンドン証券取引所(LSE)と新商品の開発や、投資家が相手方の市場を利用する際の利便性の向上などの業務提携で合意したと発表した。両取引所は、部課長レベルで構成する作業部会を設置し、協力できる範囲などについて協議を開始する。先のニューヨーク証券取引所に続き世界の主要2市場との協力体制を確立する。
東証の西室泰三社長が同日、LSEを訪れクリス・ギブソンスミス会長、クララ・ファースCEOと提携契約書に調印した。現地で開いた共同会見で西室社長は「世界で1番進んだ新興市場を運営するロンドン証券取引所と情報交換を進め、企業が相互に上場できるかなど検討して行く」と語った。資本提携は将来の課題としては否定しないが、現在は協議していないことも明らかにした。
当面、両取引所は、新興市場の運営や規則に関する情報交換、新商品の共同開発、上場投信(ETF)の相互上場、企業が相互上場する際の審査の簡素化などの分野で検討を進める。
東証は2007年4月から10年3月までの新たな中期経営計画を策定中。その柱の1つに国際競争力の強化を掲げている。これに先立ち、1月末にはニューヨーク証券取引所(NYSE)と相互上場や審査の簡素化などで業務提携を締結している。
このほか、東証は先物取引で米国最大のシカゴ・マーカンタイル(CME)やドイツ証券取引所、ユーロネクストなどとの間でも業務提携に向けて協議を続けている。
記事に関する記者への問い合わせ先:東京 河元 伸吾 Shingo Kawamoto skawamoto2@bloomberg.net
更新日時 : 2007/02/23 18:47 JST