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Nevada経済速報2月14日(水)10:35
...2007/02/14(Wed) 11:31:21...
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静かなる日経平均高値と国民景気
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日経平均年初来高値 : 値上がり 899銘柄
値下がり・変わらず 818銘柄
マザーズ指数 : マイナス16.46
ヘラクレス指数 : マイナス9.96
日経ジャスダック指数 : マイナス0円25銭
昨日の日経平均は6年ぶりの高値を更新していますが、約半分の銘柄が値下がりしており、外人機関投資家が買わないマザーズ等の指数は、値下がりを続けるという極めていびつな状態になっているのです。
日経平均が高値?じゃ自分の株も?
と思いきや、東証一部の半数の銘柄が値下がりしているわけであり、あれ?と思った個人投資家も多いはずです。
このような中、帝国データバンクが発表しました1月の全国企業倒産集計(負債1,000万円以上の法的整理)によれば、倒産件数は前年同月比15.3%増になっており、2ヶ月連続で2桁の倒産増加になっており、帝国データバンクでは、『今後倒産は加速する兆しがみえる』と警戒をしています。
日経平均が高い=景気がよい、ではなく、日経平均だけが糸の切れた凧のようにスルスルと上がっていっていますが、地上では糸を引っ張る人が一人消え、そしてまた一人消えという状態になりつつあるのです。
昔のバブル期のように『踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損損』という形で株を買い捲った状態になっていないのは、国民が今の景気をいかに冷酷に見ているか分かります。
このような中、踊っている外人機関投資家は今度どのような態度に出るでしょうか?