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http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003015&sid=awvxgwiHKI5Y&refer=jp_europe
豪ニューカッスル港:石炭運搬船待機数が過去最高−荷積み遅れ長引く
2月13日(ブルームバーグ):世界最大の石炭輸出港、オーストラリアのニューカッスル港で荷積み待機中の石炭運搬船の数が過去最高の61隻となり、荷積みの遅れが長引くとともに石炭生産会社のコスト増につながっている。
ニューカッスル港を管理するニューカッスル・ポートがウェブサイトで発表したデータによると、ニューサウスウェールズ州にあるニューカッスル港の荷積み待機船舶数は、12日午前の時点で前週の51隻から増加した。グローバルコール・ニューカッスル・インデックスによると、同港から輸出される発電用石炭価格は先週、2.8%高騰し、53.39ドルと、ほぼ10カ月ぶりの高値に達した。
中国が国内需要の増加に対応するため発電用石炭の輸出を削減したことを受け、豪州の輸出は拡大している。英豪系リオ・ティント・グループやスイスのエクストラータなどの鉱山会社がハンターバレーで生産した発電用石炭が、昨年ニューカッスル港から輸出された石炭のほぼ9割を占めた。
オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)の産業アナリスト、アンドルー・ハリントン氏は「ニューカッスル港の荷積み待機船舶数がこれほど多くなったことは記憶にない」と述べ、「石炭の需要は堅調だ。これらの待機船はすべて長期契約の石炭を荷積みする可能性が高いため、ニューカッスル港から輸出されるスポット契約の石炭の量は限定されるだろう」との見方を示した。
ニューカッスル・ポートによると、先週荷積みした石炭運搬船の待機期間は平均19日。一般の貨物船は0.14日だった。また、2006年の石炭運搬船の待機数は平均23隻だった。