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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080406-00000011-gen-ent
クローン牛が食卓に上る日も近いかもしれない。農水省の畜産草地研究所が先日、「クローン牛の乳や肉は一般牛と差異はない」との報告書をまとめたのである。
この報告書を受けて、農水省と厚労省は近く、内閣府の食品安全委員会にクローン牛やクローン豚の安全性についての諮問を出す。食品安全委員会がお墨付きを与えれば、クローン牛が食品として売られることになる。
「畜産草地研究所はクローン牛から生まれた牛の栄養成分やアレルギーなどを調べて、一般牛と比較した。その結果、問題は見つからないとした。米国の食品医薬品局(FDA)は今年1月にクローンの牛、豚、その子供などの安全性は一般の家畜と同じと評価した。欧州食品安全機関(EFSA)もその方向で話し合いが進んでいる。あっという間にクローン牛、豚が食品として認められる流れになったのです」(農水省関係者)
しかし、クローン牛の多くは生まれた後、早死にしている。いきなり、食品として認めるなんて、あまりにも乱暴な話だ。しかも、諮問を受けたのが食品安全委員会。BSE騒動の時は、政府の米国牛輸入解禁圧力に抗議して、プリオン専門調査会12人の委員のうち6人が一斉辞任したところだ。
青山学院大教授の福岡伸一氏(生物学)はこう言う。
「食品安全委員会の審議には注意が必要だと思います。BSEのときには、農水省などの意向に沿った答申を出し、独立性について疑問符が出た。そもそも、クローン牛の安全性については、成分の分析だけでなく、長い時間をかけて安全性を確認する作業が必要で、クローン牛とその子供だけで結論を出すのは早すぎます」
長い時間をかければ、ある病気にかかりやすい特性が見つかったりする。ある病気のキャリアであるのに、気がつかないうちに食べていれば、どんな影響が出るか分からない。農水省の裏には米国の圧力がチラつくだけに要注意だ。
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