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(回答先: 過去最大の6万5000トン回収=「へたり牛」問題が深刻化−米 投稿者 rand 日時 2008 年 2 月 18 日 12:49:48)
http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/bse/news/08021801.htm
08.2.18
米国・カリフォルニアの食肉パッカー・Hallmark/Westlamd社が米国史上最大、桁違いの牛肉製品大規模リコールを始めた。これら牛肉製品は狂牛病(BSE)感染もあり得る牛からの製品で、米農務省(USDA)の食品安全検査局(FSIS)が人間の消費には不適と決めたためという。これらの牛肉製品は生前検査をパスした後に起立歩行が困難になった牛(いわゆるダウナーカウ)からのもので、工場はFSISの公衆衛生獣医に知らせ、牛の BSEの可能性を精査する手続きを怠っていた。
こうした違法行為は過去2年にわたって続いていたと見られ、FSISは、この間に生産された牛肉製品すべてを人間消費に不適とした。リコールの対象となる牛肉製品(生肉と冷凍肉)は1億4338万3,823ポンド(約72万トン)にも上り、過去最大の97年・ハドソンフーズ社の約1.1万トン牛ひき肉リコールとは桁違いだ。リストアップされたリコール製品のラベル名は69に上る。
ただし、リコール対象品は、すでにほとんど消費されてしまっているはずだ。うち17万トンは学校のランチやその他の連邦栄養改善プログラムのために買い入れられたという。
California Firm Recalls Beef Products,FSIA,08.2.17
http://www.fsis.usda.gov/PDF/Recall_005-2008_Release.pdf
これは、同社が動物の非人間的扱いと畜を防止すFSIS規則と”人間的と畜方法法”に違反する行為を続けているという訴えを受けたFSIAの調査の過程で発覚した。FSISは2月4日、すでに同社の操業停止を命じているが、この動物福祉規制違反がBSE規制違反にまで発展したわけだ。
USDAは、これらの牛がBSEに感染している可能性はほとんんどないとか、このような違反は孤発的な例だなどと不安の沈静に躍起になっている。
QUESTIONS AND ANSWERS HALLMARK/WESTLAND MEAT PACKING CO,USDA,2.17
http://www.usda.gov/wps/portal/!ut/p/_s.7_0_A/7_0_1RD?printable=true&contentidonly=true&contentid=2008/02/0048.xml
しかし、この孤発例だけでも大変なリスクだ。まして、同様な調査を実施しないかぎり、他の施設でもこんな違反がないとは立証できない。米国政府は、それでも米国牛肉は世界一安全と言い張り続けるのだろうか。
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