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----天漢日乗 から転載-----------------------------------------------
http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/2007/12/post_a79d.html
2007-12-03
忍び寄る鳥インフルエンザ 中国江蘇省で一人死亡 ヒト→ヒト感染の疑い
江蘇省といえば、南京を省都とする、揚子江下流の省であり、日本ともつながりが深い。
その江蘇省で
鳥インフルエンザで男性一人死亡
だという。問題は
ヒト→ヒト感染の疑いがある
点なのだ。
珍しく朝日が速い。
鳥インフルで1人死亡 人からの感染調査 中国
2007年12月03日18時28分
http://www.asahi.com/international/update/1203/TKY200712030289.html
新華社通信によると、中国江蘇省の衛生当局は2日、同省の男性(24)が鳥インフルエンザウイルス(H5N1型)に感染して死亡したと発表した。男性はウイルスに感染した家禽(かきん)類との接触がなかったことから、同当局は人から人への感染の可能性がなかったかどうか調査に乗り出し、男性と接触した69人の検査を進めている。
同当局によると、男性は11月24日に発熱や悪寒の症状が現れ、同27日に肺炎と診断されて入院。病状が悪化し12月2日に死亡、ウイルス感染が確認された。中国で鳥インフルエンザによる死者は17人となった。
げげっ、これまでは
鶏肉を扱っていたとか、鶏を飼っていたとか、家禽と濃厚接触があった
ヒトが亡くなったり、鳥インフルエンザに罹ったりしていたのだが、今回は、
ヒト→ヒト感染の疑い
が高い。かなり、マズイ状況ではないか。
折しも、先月末、こんな発表があったところだ。
毎日=ニューヨーク共同より。
鳥インフルエンザ:人に感染、流行の可能性高く
ttp://mainichi.jp/select/science/news/20071202ddm016040056000c.html
【ニューヨーク共同】国連と世界銀行は29日、鳥インフルエンザの感染状況に関する報告書を発表、人から人へ感染する新型インフルエンザが今後、世界的に大流行する危険性は依然高いと警告した。また、インドネシアなどでは現在も家禽(かきん)を通じた感染が続いていると指摘した。
報告書によると、高病原性鳥インフルエンザ(H5N1型)の感染が確認された国や地域は60に上る。大半が感染拡大を防いだが、インドネシア、エジプト、ナイジェリアのほか、中国、バングラデシュの一部地域では現在も感染が続いているとみられる。
2003年以降、12カ国の334人が感染し、205人が死亡。感染者、死者のいずれもインドネシアが最も多い。
毎日新聞 2007年12月2日 東京朝刊
国連と世界銀行の観測が当たりましたね。
江蘇省衛生庁の発表。(中文簡体字)
江蘇省確診断一例人感染高致病性禽流感病例
http://www.jswst.gov.cn/gb/jsswst/wsyw/snxw/userobject1ai16999.html
発布時間:2007-12-3
江蘇省衛生庁12月2日通報,衛生部確診江蘇省一例人感染高致病性禽流感病例。
患者陸某,男,24歳。11月24日出現発熱、畏寒等症状。11月27日以“左下肺炎”入院治療。患者病情迅速悪化,経全力救治無效,于12月2日死亡。12月1日,江蘇省疾病預防控制中心対患者呼吸道様本検測顕示,禽流感病毒核酸H5陽性、N1陽性。12月2日,中国疾病預防控制中心対患者呼吸道抽取液進行検測,結果為禽流感病毒H5N1核酸陽性。患者無病死禽接触史。
根据世界衛生組織人感染高致病性禽流感確診病例定義和我国診断標準,衛生部人禽流感防控専家組判定該病例為人感染高致病性禽流感確診病例。
疫情発生後,当地政府高度重視,已按照《人感染高致病性禽流感応急預案》採取了相応的防控措施。対全部69名密切接触者実行厳格的医学観察,截至目前未発現異常臨床表現。
該患者的有関情況,衛生部已向世界衛生組織、港澳台地区和部分国家通報。
江蘇省防控人感染高致病性禽流感専家説:禽流感是人禽共患伝染病,人感染高致病性禽流感主要是由接触病死家禽或候鳥伝播,目前尚未発現高致病性禽流感有人伝人的現象。
另据江蘇省畜牧獣医局負責人介紹,江蘇至今未発生家禽的高致病性禽流感疫情。
ヘンだよね。
1. 江蘇省ではH5N1型の高病原性鳥インフルエンザは発生していない
2. 亡くなった24歳の陸某氏は、病死した家禽類に接触したことがない
ってことは、
ヒト→ヒト感染
が、強く疑われる。
この亡くなった陸某氏がどういう人物で、どうして江蘇省にいたのか謎だが、場合によっては
1. 内陸部ですでにヒト→ヒト感染の「新型インフルエンザ」が蔓延
2. 陸某氏と「新型インフルエンザ」感染者がどこかで接触して感染→死亡
というルートも考えられる。南京などの大都市は開発ブームで、建設現場にいるのは
民工と呼ばれる農村部からの出稼ぎ農民
だ。農村部であれば、家禽類は普通にいるし、居住者は濃厚接触している。その地域ですでに
ヒト→ヒト感染するタイプに変異したH5N1型鳥インフルエンザ=「新型インフルエンザ」が発生、家禽から感染した「新型インフルエンザ」がヒト→ヒトで感染拡大中
というのが、最悪のシナリオ。農村部は半端でなく貧しいから
病死した鶏だからといって、埋めたり、焼却しない
わけで、
鶏が死んだら売るか、捌いて食べてしまう
に決まっている。
斃死した鶏は、食肉として流通している
のである。
北京五輪前に
中国が発生源となって、世界にH5N1型鳥インフルエンザから変異した「新型インフルエンザ」が流行する
悪寒。
2007-12-0
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