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北海道が全頭検査継続へ ＢＳＥ補助打ち切り後も（東京新聞）
2007年11月29日 13時12分
北海道は２９日、生後２０カ月以下の国産牛に対する牛海綿状脳症（ＢＳＥ）検査の補助金を打ち切るとの国の方針に対し、補助金打ち切り後も独自に全頭検査を継続する方針を固めた。開会中の道議会で近く、高橋はるみ知事が表明する。
政府は、来年７月末で全頭検査の都道府県への全額補助を打ち切る方針で、都道府県に対し独自に検査を継続せず、一斉に終了するよう求めた。
しかし道内の意見交換会などでは、消費者離れへの不安から、継続を求める声が多く、道は継続に踏み切ることにした。
道によると、他の自治体では宮崎、新潟両県の知事が県予算で全頭検査を継続する方針を表明。ほかにも鹿児島、熊本両県などが全頭検査継続を検討している。
２００６年度、道内で検査した生後２０カ月以下の牛は約７万７０００頭で検査費用は約７０００万円。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007112901000386.html
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