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食用禁止を正式決定 歩行困難牛で米農務省【中日新聞】
2007年7月13日 07時48分
【ワシントン12日共同】米農務省は12日、牛海綿状脳症(BSE)感染が疑われる歩行困難の牛を全面的に食用禁止とすることを正式に決めた。2003年12月に国内初の感染牛が見つかって以来、「暫定措置」として禁じていたが、業界の反対から一時は限定解除の観測も浮上していた。
具体的には、食肉処理施設に到着した時点での目視検査で、歩行困難の症状を示すいわゆる「へたり牛」と確認された場合、処理を禁じる。目視検査後に施設内などで歩行困難になった牛についても再評価するとしている。レイモンド次官(食品安全担当)は、暫定措置が「感染リスクを大幅に減らした」として恒久化する必要性を強調した。
歩行困難な牛に関しては、ジョハンズ農務長官がかつて、骨折などが原因の場合は食用を禁じない可能性を示唆していた。ダウ・ジョーンズ通信によると、暫定禁止前は年間15万頭の歩行困難牛が食用に回されており、畜産業界が全面禁止に難色を示していた。
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2007071301000071.html
(コメント)
アメリカもようやく「事の重大性」に気づいたということでしょうか。
仮に「タミフル」のように「日本に”押し付ける”行為」があれば、
まれに見る「人道上許されない行為」になることでしょう。
(「ミートホープ”国際版”」に発展すること請け合いです。)
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