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(回答先: 【六ヶ所再処理工場の】ガラス固化 長期中断の可能性 (東奥日報) 投稿者 クマのプーさん 日時 2008 年 7 月 11 日 21:28:36)
http://www.daily-tohoku.co.jp/tiiki_tokuho/kakunen/news/news2008/kn080712a.htm
固化体製造試験長期中断か/再処理工場
(2008/07/12)
六ケ所村の使用済み核燃料再処理工場で実施中の試運転(アクティブ試験)で、ガラス固化体(高レベル放射性廃棄物)の製造試験が中断した三日のトラブルについて、日本原燃は、経済産業省原子力安全・保安院から求められていた報告書を提出期限の十一日に提出したが、原因の特定に至らず、経過報告にとどまった。試験再開の見通しは立たず、中断が長期化する可能性が高まってきた。
三日は、高レベル放射性廃液とガラスを溶かして混ぜる溶融炉から、容器にガラス溶液を注入できなかったため中断した。
溶液は炉の底にあるノズルの先から、容器に向かって注入されるが、原燃の調査で、ノズルと容器の間にある「ガイド管」の内側やノズルに巻きつけたコイルなどに、複数の付着物が見つかった。ガラス溶液を容器に注入する際に的を外し@n液が固まったとみられる。
溶液注入は、コイルによって温度を上げると始まるが、中断時は温度が十分に上がらなかったことが確認されている。温度上昇が不十分だったため、まっすぐ流れ落ちるはずの溶液が脇に外れ、容器にわずかな量しか入らなかったとみられる。
原燃は一度目の注入の後、再び注入を試みている。その際は温度が正常に上がったのに容器に注入できず、自動停止した。
原燃が調べた限り、コイルの機能やノズルに問題は見つからなかったという。一度目に温度が上がらなかった原因も、温度が上がった二度目に容器に注入できなかった理由も分かっていない。
ただ、二度目は、一度目で発生した付着物によって溶液の流れが妨げられ、容器から外れた可能性もある。原燃は今後、炉と容器の間を覆っている部品を取り外し、コイルやノズル、付着物の状況を確認する。
昨年十一月に始まった固化体の製造試験は、見込み違いの運転方法だったために炉の底に金属がたまり、昨年末から中断。今月二日に半年ぶりに再開したが、翌日に再び中断した。
原燃は「原因究明を急ぎ、早期に試験を再開させたい」としているが、同社が計画する今月中の工場完成(試運転終了)は、延期が確実となっている。
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