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第7部 閉ざされた扉−原子力産業の実相
中越沖地震で被災し全七基が停止中の東京電力柏崎刈羽原発。やがて運転再開の是非を判断するときが来る。地元住民、自治体、そして県民への説明責任を負う国と東電。しかし、高度な専門的技術を扱う組織につきまとう閉鎖性を指摘する声は依然として多い。産官学が複雑に絡み合う原子力業界。「分厚い扉を自ら押し開き、立地地域の不安に応えよ」。想定をはるかに上回る揺れで、こう警告を発したのが中越沖地震だった。一カ月後に再び来る激震の日「7・16」。シリーズの締めくくりでは、閉ざされた業界を問う。
第1回
ミス発覚(2008年06月17日掲載)
第2回
二重構造(2008年06月18日掲載)
第3回
二つの神話(2008年06月19日掲載)
第4回
ムラ社会(2008年06月21日掲載)
第5回
決断の時(2008年06月22日掲載)
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