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2008年4月16日(水)
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核物質封印破りで原燃を厳重注意
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文部科学省は十六日、六ケ所再処理工場に国と国際原子力機関(IAEA)が設置している核物質の移動監視のための封印装置を、三月と四月の二度にわたり破損したとして、日本原燃を厳重注意した。封印を許可なく破ることは、原子炉等規制法に抵触し、核不拡散の観点で問題がある。監視カメラにより、保管中のウランが持ち出されていないことは確認済みだという。
封印の破損があったのは、アクティブ試験(試運転)などで取り出したウラン酸化物を貯蔵する建屋。内部には貯蔵室が六室あり、ウランの運搬は大型クレーン(幅九メートル、高さ五メートル)で行っていた。
原燃によると、四月十日午後一時半ごろ、協力会社の作業員二人が作動確認のためクレーンを動かした際、第六貯蔵室のレールに取り付けられていた発泡スチロール製の封印(縦十八センチ、横二十四センチ、高さ一四・五センチ)を誤って切断した。
第六貯蔵室には約三百二十トンのウランが入っているが、当面同室を使わないことになったため、三月十四日に出入り口付近のレールに封印が付けられた。ところが翌十五日に協力会社の作業員が誤ってクレーンを同室へ入れ封印を壊したため、再度設置されていた。三月と四月のクレーン操作は別人だという。
文科省は一回目は口頭注意にとどめたが、一カ月の間にミスを繰り返したことを重くみて、今回は文書で厳重注意した。
原燃はミスの原因が作業員の不注意によるものか、注意喚起の不足によるものか調査中で、二十三日までに同省へ報告する。同社は「注意を重く受け止め、再発防止を徹底したい」としている。
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