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臨界隠しの志賀原発、運転再開申し入れ 今月にも試運転【朝日】
http://www.asahi.com/national/update/0315/OSK200803140150.html
2008年03月15日08時18分
石川県志賀町の志賀原子力発電所2号機(出力135万8000キロワット)について、北陸電力(本店・富山市)は14日、同県と志賀町に運転再開を申し入れた。県と町は各団体の代表らでつくる会合を16日にも開き、運転を容認する見通しだ。2号機は昨年3月に発覚した臨界事故隠しの影響で、停止が長期化していたが、早ければ今月中にも試運転が始まる。
北電は臨界事故の再発防止策が完了し、能登半島地震を踏まえた耐震安全性を確認したことなどから、再開の環境が整ったと判断した。県と町を訪れた永原功社長は「了解を得たわけではないので、緊張した思いだ」と述べた。
志賀原発は1号機で99年に臨界事故を起こしていたことが昨年3月に発覚し、運転停止。2号機は06年7月、タービン羽根の損傷で停止し、1号機の事故隠しの影響で運転を再開できない状況が続いていた。
また、北電は14日、申し入れに先立って、新耐震指針に基づいて志賀原発の耐震安全性を再評価した中間報告書を経済産業省原子力安全・保安院に提出した。昨年の能登半島地震で過小評価が指摘された活断層などを長く見積もり、運転差し止め訴訟が続く2号機について原子炉など主要設備への影響を解析したが、「安全性は確保されている」と結論づけている。
原発から20キロ北の海底にあり、能登半島地震(マグニチュード〈M〉6.9)の震源になった断層帯は、全長43キロで全部動けばM7.6の地震を起こすと評価。これまでは長さ12キロと11キロの断層に分け、それぞれM6.6としていた。
2号機をめぐっては06年3月、金沢地裁が想定を超える揺れのおそれを理由に、全国で初めて営業運転中の原発の運転を差し止める判決を出し、控訴審の審理が続いている。判決で問題になった「邑知潟(おうちがた)断層帯」については、従来の長さ8キロ(M6.3)より長い、34キロ(M7.4)と10キロ(M6.9)とした。
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