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http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080225-OYT1T00305.htm
日本原燃は25日、青森県六ヶ所村で最終試運転(アクティブ試験)中の使用済み核燃料再処理工場の操業開始時期を、予定していた2月から3か月延期し、5月にすると発表した。
同社は昨年11月、高レベル放射性廃棄物のガラス固化体の製造を開始したが、ガラス溶融炉の底に白金属系の物質が蓄積し、ガラスの粘性が強まる不具合が12月に発覚。
ガラス固化体の製造中断が現在も続いていることなどから延期を決めた。
(2008年2月25日12時30分 読売新聞)
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☆再処理本格操業 5月に延期
日本原燃の兒島伊佐美社長は二十五日午前、今月中を予定していた六ケ所再処理工場の完工時期(本格操業開始)を三カ月遅らせ、五月とする新工程を正式に発表した。アクティブ試験(試運転)第四ステップで実施した高レベル放射性廃棄物のガラス固化体製造試験で、溶融炉の底に金属(白金族元素)がたまる不具合が起こり、製造が中断したことなどが原因。
青森市のラ・プラス青い森で開いた定例会見で明らかにした。兒島社長は「今後、溶融炉内の残留物を除去するが、三月下旬までかかると見込んでいる。その上で溶融炉の試験を再開するが、国への報告書提出の手続き期間などを考慮した」と述べた。
本格操業時期の延期は十二回目。試運転が五月までに終了したとしても、原燃はその後、県や六ケ所村などとあらためて安全協定を締結する必要がある。このため、実際の本格操業開始は六月以降となる公算が大きい。総工費(約二兆一千九百三十億円)は、すでに建物などが完成しているため、変更はないという。
ガラス固化体製造試験は昨年十一月に開始したが、途中から溶融炉の底に金属がたまり、容器への充てんに時間がかかる不具合が発生。製造は現在も中断したままとなっている。
国の原子力安全・保安院は今月十四日、再度ガラス固化体の製造試験を行い、国の確認を受けることなどを条件に第五ステップ入りを認めた。
第五ステップでは使用済み核燃料約百トンをせん断し、各設備の処理性能などを確認。その後最終的な国の使用前検査に合格すれば、試運転終了、完工となる。
※写真=再処理工場の完工時期の延期を発表する兒島社長(中)
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2008/20080225160606.asp
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