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http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2007100302053457.html
2007年10月3日 朝刊
東京電力管内で今夏の家庭や企業での節電効果が約百十万キロワットに上ることが、東電の試算で二日、判明した。原発一基分の出力に相当。電力需要の1−2%程度が節約されたとみられる。
東電管内では新潟県中越沖地震で柏崎刈羽原発が停止、夏の電力需給が逼迫(ひっぱく)する懸念が出ていたが、他電力からの電力融通などで供給力を確保。これに加えて、家庭などでの節電意識の高まりも電力危機回避に寄与したといえそうだ。
東電は、七月から八月にかけてオフィスや百貨店など業務用の約百六十の供給先に対し、エアコンの使用状況など節電に関する調査を聞き取りや郵送で実施。八月にもインターネットで家庭向けにアンケートを行い、約二千世帯の回答を得た。
東電が回答からエアコンの設定温度を分析し、節電量を試算。家庭で五十四万キロワット、業務用で五十二万キロワットの需要が抑制されたとの結果が出た。概算で計約百十万キロワットの抑制となる。百十万キロワットは柏崎刈羽原発1号機の出力に相当する。今夏、最大電力を記録した八月二十二日の需要は六千百四十七万キロワットで、節電効果は1−2%程度だった計算となる。
業務用のうちクールビズで、前年比六万キロワット増の二十三万キロワットの抑制効果があった。
東電は原発停止で電力供給が厳しくなることが予想されたため、テレビCMなどで広く節電を呼び掛けていた。「節電のおかげで夏を乗り切れた。引き続き協力をお願いしたい」としている。
電力の単位「キロワット」は、一秒間にどのくらいの仕事ができるかを数値で示すもので、瞬間的な電気の強さを示す。
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