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http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007092090200616.html
2007年9月20日 20時06分
7月の新潟県中越沖地震の揺れは、全国のすべての原発などで、設計の際に想定した最大の地震による揺れ(基準地震動)を上回ることが20日、各電力会社などの国への報告で分かった。
電力会社などは「実際の設計は余裕を持たせており、中越沖の揺れはその範囲に収まっているため、安全上重要な機器が壊れ機能が損なわれる恐れはない」と耐震安全性を強調している。
だが「これ以上は起き得ない」という想定の基準地震動を現実の地震の揺れが超えたことで、設計時の想定が妥当だったかがあらためて問われそうだ。
各社は「基準地震動を超える揺れがあった東京電力柏崎刈羽原発とは地盤などが異なり、同じように揺れるかどうかは不明」としている。しかし国の耐震指針が昨年改定されたのを受けて現在進めている耐震安全性の再検討の中で、今回の検証結果を反映させ、補強工事などが必要かどうかを判断したいとしている。
設計時の想定を超えたのは、今回検証されたすべての原子力施設で、電力10社の全原発と日本原燃使用済み核燃料再処理工場と高レベル放射性廃棄物の貯蔵施設(青森県)、日本原子力研究開発機構の高速増殖炉原型炉もんじゅ(福井県)。
柏崎刈羽原発の1、4号機で得られた中越沖地震の揺れの強さのデータを、各施設の基準地震動と比べた。
中越沖地震では、柏崎刈羽原発の1―7号機すべてが基準地震動を大幅に上回る揺れに見舞われ、外部変圧器の火災や建物のひび割れ、漏水、機器の破損などが多数発生した。
(共同)
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