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http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070803i214.htm?from=main2
新潟県は3日、「新潟県原子力発電所の安全管理に関する技術委員会」の宮健三座長(法政大大学院客員教授)が同日付で委員を辞任したと発表した。
宮氏は1、2日、中越沖地震で被害を受けた東京電力柏崎刈羽原子力発電所の立ち入り調査に同行。2日の調査後の記者会見で、「大地震が起きたことは大変ショックだったが、現場を見たら安心した。(地震は)歴史的な実験だったかもしれない」と発言し、地元住民の間で問題視する声が出ていた。
県によると、宮氏が3日、「一身上の都合」を理由に辞任の意向を伝え、県がこれを了承した。当面、鈴木賢治・新潟大教授が座長を代行する。
同委員会は、2002年に発覚した東電の自主点検不正問題をきっかけに、県が同原発の運転、管理、安全確保に関して専門家の指導・助言を受けるために設置。以来、宮氏が座長を務めてきた。
宮氏は、原子炉機器工学の専門家で、東大、慶大教授を歴任した。
(2007年8月3日21時13分 読売新聞)
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