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http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/20070716/news/20070727dde001040045000c.html
新潟県中越沖地震の際、東京電力柏崎刈羽原発(新潟県柏崎市・刈羽村)の構内で9人が負傷していたことが27日、東電の集計で分かった。いずれも症状は比較的軽いというが、電力各社によると、地震によって原発でけが人が出たのは初めてとみられる。東電は「発生が休日だったため9人にとどまったが、平日だったら多数のけが人が出た恐れがある」と説明しており、その場合には地震後の対応がさらに混乱した可能性がある。原発の地震対策の新たな課題となりそうだ。
東電によると、9人はすべて男性。いずれも施設の保守点検などを行う協力会社の社員だった。最も症状が重かったのは、協力会社の社員が事務作業を行う執務室で、倒れたキャビネットによって腰を打撲した男性で約1週間入院した。別の男性は室内で割れたガラスに触れ右足を3針縫ったほか、屋外で休憩中に転倒してすり傷を負った男性が2人いた。気分が悪くなって救急車で運ばれた男性や、体調不良を訴えた現場作業員もいた。放射線による被ばくはなかった。
同原発では、東電社員約1000人と、協力会社員約4000人の計約5000人が働いている。しかし、地震発生時に仕事をしていた東電社員は平日の約10分の1の約120人だった。「協力会社の社員が何人いたのかは現時点で把握していない」(東電)というが、平日より少ないのはほぼ確実。人口約5000人の刈羽村の死傷者は48人で、耐震性が高いはずの原発内の負傷者発生率が予想外に高い可能性がある。
東電は「地震でこれほどのけが人が出るとは考えていなかった。社員や協力会社の社員の安全確保策を進めたい」と話している。【田中泰義、関東晋慈】
毎日新聞 2007年7月27日 東京夕刊
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