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東電柏崎刈羽 消防設備、耐震に問題 廃棄物ドラム缶の写真公開
【東京新聞】2007年7月21日 07時40分
東京電力柏崎刈羽原発で火災の初期消火に失敗した問題で、東京電力は20日、消火用配管が壊れて水圧が下がったほか、建物が壊れて消防との専用回線が使えず連絡が遅れたなどの問題点があったとする調査結果をまとめた。
東電の調査によると変圧器で火災が起きた3号機の当直者は火災が確認されてすぐ119番通報したが、回線が込んで12分間つながらなかった。代わりに消防署への専用回線で出動を要請しようとしたが専用回線の電話が置かれた緊急時対策室のドアが地震でゆがみ開かず使えなかった。
また、社員ら4人が消火栓を使って初期消火しようとしたが、消火用配管が5カ所で破損して水圧が下がっていたため水がほとんど出なかったという。
東電では対策として、消防署との連絡手段を見直すほか、消火用配管が壊れたときのため消防車を配備することを決め、20日までに千葉火力発電所(千葉市)に配備されていた化学消防車を同発電所に移動させた。
◇
東京電力柏崎刈羽原発の高橋明男所長は20日、同原発で記者会見し、新潟県中越沖地震の発生時に3号機の変圧器で発生した火災や6号機から放射能を含む水が漏れた際の対応の遅れについて説明。地元住民に対して「ご心配をお掛けしたことをおわびします」と謝罪した。
謝罪が地震から5日目になった理由については「原子炉が停止し、まず安全を優先しなければならなかった」と述べた。
高橋所長は地震直後に固体廃棄物貯蔵庫内で低レベル放射性廃棄物を入れたドラム缶が多数倒れた様子など複数の写真を示しながら、原発の現状について説明。放射性物質の漏えいについては「十分に安全と確認している」と話した。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007072190074037.html
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