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2007年7月18日 (水)
ヨウ素133が洩れたということは
大切な情報が隠蔽されている可能性があります。
7号基の放射能放出は、ヨウ素133が絡んでいるというので大問題となります。これが含まれるということは、燃料破損を意味します。よく知られるヨウ素131の半減期は8日ありますが、ヨウ素133はわずか21時間です。したがって半減期の10倍の時間が経過すれば1024分の1に減衰するので、検出はふつうは出来ません。しかしこれが有意に検出されたということは、生成されて(放出されてではありません)わずかな時間しか経過していないことを意味します。
もう一つの考え方は、定格出力運転時には燃料被覆管の内外差圧がほとんどなかったのに、地震により何かが起きて原子炉が急減圧し、燃料内部に溜まっていたヨウ素がピンホールを通じて吸い出されたということもあるかもしれません。この場合、いわゆる燃料破損という定義とはやや異なりますが、それでも漏えいは漏えいですし、それ以外に急減圧を起こした原因は何かが問題になります。
地震で燃料破損が起きたとすれば、余震が続いている以上その規模は大きくなる恐れが高くなります。
(No Nuke MLより)
防災科学技術研究所のリアルタイム情報:
余震分布図を見ると陸側に拡がってきている様子が見えます。 (No Nuke MLより)
http://www.hinet.bosai.go.jp/topics/niigata070716/
けさの高知新聞朝刊のトップ記事:
http://www.kochinews.co.jp/index.htm
柏崎刈羽/原発トラブル7基50件/中越沖地震後/排気筒に放射能
東京電力は17日、新潟県中越沖地震後に柏崎刈羽原発で確認されたトラブルが、発生当日の火災、水漏れのほか、排気筒フィルターから微量の放射能の検出、低レベル放射性廃棄物入りのドラム缶の転倒など、原子炉7基で計50件に達したと発表した。安倍晋三首相は同日午後、同原発のトラブル発生に関し「(国への)報告が遅かった。ただちに報告するよう厳しく指示した。今回のことはきびしく反省してもらわないといけない」と述べ、東電の対応を強く批判した。原発震災としてはかつてない深刻な事態で、耐震安全性の確保が十分だったか、国や電力会社は見なおしを迫られることになる。
東電によると、地震で緊急停止した7号基の主排気筒フィルターで、ふだんは検出されない放射性のヨウ素とコバルト、クロムを検出した。・・・
(7月18日付高知新聞朝刊1面トップ記事より)
高知新聞社説【原発耐震性】想定外では済まない:
http://www.kochinews.co.jp/index.htm
高知県民をなめたらいかんぜ!!
みなさんの意志表示で核廃棄物拒否条例を制定しようではありませんか。六ヶ所村での再処理を止め、伊方のプルサーマルを止めるためにも。「高知県・核廃棄物拒否条例請願署名用紙」をダウンロード
それがたまるか!!
http://geki1015.cocolog-nifty.com/blog/2007/07/post_278c.html
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