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下の、
「排気筒から放射性物質検出=廃棄物棟ではドラム缶倒れる−油漏れも・柏崎刈羽原発(時事通信)」
http://www.asyura2.com/07/genpatu4/msg/204.html
「どうやら原子炉の冷却水が漏れたようだ [社会] ペガサス・ブログ版」
[佐賀大学理工学部の豊島耕一教授の見解]
http://www.asyura2.com/07/genpatu4/msg/210.html
で、すでに述べられていますが、問題の深刻さのわりに最初の一報だけで、あからさま
に情報の隠蔽や、他の話題による目くらまし操作が行われているようなので、注意を
喚起するために補足します。
原子力百科事典 ATOMICA
<タイトル> 原子力施設から放出されるヨウ素−131はホウレン草などに濃縮される
といわれていますが、近隣の農産物に対する影響はどのように考えているのですか。 (15-09-01-03)
[http://atomica.nucpal.gr.jp/atomica/15090103_1.html ]
より
> 放射性ヨウ素は、通常放出されていない。原子炉事故が起きたとき、放射性ヨウ素(よう素)
> は無機形や有機形の化学系が混合したものとして大気中に放出される場合がある。
> 原子炉事故の場合、放出される放射性ヨウ素にはいくつかの種類がある。これらの放射性ヨウ素
> の原子炉燃料中の生成量は、いわゆる燃焼度の程度により異なるものであるが、ヨウ素については
> 次に示すように、ヨウ素−129を除き半減期が短いために燃焼度の差異にほとんど関係せず、
> 燃料中の量はほとんど同じ量である。これらの放射性ヨウ素の種類と半減期は次のとおりである。
> ヨウ素−128(半減期:25分)、ヨウ素−129(同:1千6百万年)、ヨウ素−130(同:12時間)、
> ヨウ素−131(同:8日)、ヨウ素−132(同:2.3時間)、ヨウ素−133(同:21時間)、
> ヨウ素 −134(同:53分)、ヨウ素−135(同:6.6時間)。
排気筒から放射性物質検出=廃棄物棟ではドラム缶倒れる−油漏れも・柏崎刈羽原発
7月17日16時1分配信 時事通信
[http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070717-00000126-jij-soci
http://megalodon.jp/?url=http://headlines.yahoo.co.jp/hl%3fa%3d20070717-00000126-jij-soci&date=20070717211131 ]
より
> 東京電力から17日、新潟県柏崎市災害対策本部に入った連絡によると、柏崎刈羽原発7号機
> の主排気筒からヨウ素131、同133、クロム51、コバルト60の放射性物質が検出された。
> 地上の濃度は法令限度以下という。東電は原因を調べている。
CNN.com/world
July 16, 2007 -- Updated 1533 GMT (2333 HKT)
Nuke reactor 'leaked' after quake
[http://edition.cnn.com/2007/WORLD/asiapcf/07/16/japan.quake/index.html
http://megalodon.jp/?url=http://edition.cnn.com/2007/WORLD/asiapcf/07/16/japan.quake/index.html&date=20070717020119 ]
より
> A Japanese nuclear power plant shut down following a major earthquake on
> Monday leaked water containing radioactive materials from a ractor,
> according to the company running the facility.
[国内では放射能の出所についてはいまだに一切報じられていないと思うが、東電は本当に
"reactor"(原子炉)と明言したのだろうか?]
それがたまるか!!
[http://geki1015.cocolog-nifty.com/blog/ ]
2007年7月18日 (水)
ヨウ素133が洩れたということは
[http://geki1015.cocolog-nifty.com/blog/2007/07/post_278c.html ]
大切な情報が隠蔽されている可能性があります。
7号基の放射能放出は、ヨウ素133が絡んでいるというので大問題となります。これが含まれる
ということは、燃料破損を意味します。よく知られるヨウ素131の半減期は8日ありますが、
ヨウ素133はわずか21時間です。したがって半減期の10倍の時間が経過すれば1024分
の1に減衰するので、検出はふつうは出来ません。しかしこれが有意に検出されたということは、
生成されて(放出されてではありません)わずかな時間しか経過していないことを意味します。
もう一つの考え方は、定格出力運転時には燃料被覆管の内外差圧がほとんどなかったのに、
地震により何かが起きて原子炉が急減圧し、燃料内部に溜まっていたヨウ素がピンホールを通じて
吸い出されたということもあるかもしれません。この場合、いわゆる燃料破損という定義とは
やや異なりますが、それでも漏えいは漏えいですし、それ以外に急減圧を起こした原因は何かが
問題になります。
地震で燃料破損が起きたとすれば、余震が続いている以上その規模は大きくなる恐れが高く
なります。
(No Nuke MLより)
防災科学技術研究所のリアルタイム情報:
余震分布図を見ると陸側に拡がってきている様子が見えます。 (No Nuke MLより)
http://www.hinet.bosai.go.jp/topics/niigata070716/
けさの高知新聞朝刊のトップ記事:
http://www.kochinews.co.jp/index.htm
柏崎刈羽/原発トラブル7基50件/中越沖地震後/排気筒に放射能
東京電力は17日、新潟県中越沖地震後に柏崎刈羽原発で確認されたトラブルが、発生当日の火災、
水漏れのほか、排気筒フィルターから微量の放射能の検出、低レベル放射性廃棄物入りのドラム缶の
転倒など、原子炉7基で計50件に達したと発表した。安倍晋三首相は同日午後、同原発のトラブル
発生に関し「(国への)報告が遅かった。ただちに報告するよう厳しく指示した。今回のことは
きびしく反省してもらわないといけない」と述べ、東電の対応を強く批判した。原発震災としては
かつてない深刻な事態で、耐震安全性の確保が十分だったか、国や電力会社は見なおしを迫られる
ことになる。
東電によると、地震で緊急停止した7号基の主排気筒フィルターで、ふだんは検出されない放射性
のヨウ素とコバルト、クロムを検出した。・・・
(7月18日付高知新聞朝刊1面トップ記事より)
高知新聞社説【原発耐震性】想定外では済まない:
http://www.kochinews.co.jp/index.htm
[以下略]
薔薇、または陽だまりの猫
[http://blog.goo.ne.jp/harumi-s_2005 ]
2007-07-18 21:42:14
ヨウ素133検出 柏崎刈羽原発/山崎久慶 [社会]
[http://blog.goo.ne.jp/harumi-s_2005/e/458abe9c3ebe0330b62531a7877c40d1 ]
排気筒から放射性物質検出=廃棄物棟ではドラム缶倒れる‐油漏れも・柏崎刈羽原発
7月17日16時1分配信 時事通信
東京電力から17日、新潟県柏崎市災害対策本部に入った連絡によると、柏崎
刈羽原発7号機の主排気筒からヨウ素131、同133、クロム51、コバルト60の放
射性物質が検出された。地上の濃度は法令限度以下という。東電は原因を調べ
ている。
また、地震の影響で同原発の固体廃棄物棟内のドラム缶約100本が転倒。う
ち2、3本のふたが開いていた。内容物や放射能の汚染状況は不明。一方、同2
号機では、原子炉給水ポンプのタービン用の油約800リットルが漏えいしたの
も確認されたという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070717-00000126-jij-soci
これについては、美浜の会もコメントを発表していますので、そのURLも
下に貼り付けます。
http://www.jca.apc.org/mihama/accident/kashiwazaki_earthquake070717.htm
燃料破損そのものは、ヨウ素131でも129でも証明になるのですが、半
減期が長いので地震よりも前から徐々に漏れていても説明がつきます。
しかしヨウ素133は半減期が21時間と短いため、時間がたつと消えて検
出できません。おおむね6日もたつと100分の1、8日で1000分の1に
なります。前から漏えいしていたとしたら地震の前に放射線が高いという警報
が出ると思うのですが、そういう話は無いようですので、今回検出されている
のは、ヨウ素133が燃料から漏れて時間が経過していないとのだと思います。
従って、今回の地震により燃料が壊れたと見るのが説明しやすいのです。
もう一つの考え方は、定格出力運転時には燃料被覆管の内外差圧がほとんど
なかったのに、地震により何かが起きて原子炉が急減圧し、燃料内部に溜まっ
ていたヨウ素がピンホールを通じて吸い出されたということもあるかもしれま
せん。この場合、いわゆる燃料破損という定義とはやや異なりますが、それで
も漏えいは漏えいですし、それ以外に急減圧を起こした原因は何かが問題にな
ります。
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|kk7の放射能放出は、ヨウ素133が絡んでいるというので大問題となりま
|す。これが含まれると言うことは、燃料破損を意味します。よく知られるヨウ
|素131の半減期は8日ありますが、ヨウ素133はわずか21時間です。し
|たがって半減期の10倍の時間が経過すれば1024分の1に減衰するので、
|検出はふつうは出来ません。
|しかしこれが有意に検出されたと言うことは、生成されて(放出されてではあ
|りません)わずかな時間しか経過していないことを意味します。
| 地震で燃料破損が起きたとすれば、余震が続いている以上その規模は大きく
|なる恐れが高くなります。
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