★阿修羅♪ > 原発 劣化ウラン フッ素4 > 229.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
新潟日報2007年7月19日
http://www.niigata-nippo.co.jp/pref/index.asp?cateNo=1&newsNo=1273
東京電力の勝俣恒久社長は18日、県庁で泉田裕彦知事と面会し、中越沖地震によって起きた柏崎刈羽原発の一連のトラブルについて「原子力特有の設備は安全で無事だ」と繰り返し強調しながら、「いい体験にしたい」と述べた。原発トラブルが被災者に不安を広げる中での発言で、波紋を広げそうだ。
勝俣社長は「大変ご心配をおかけし、おわび申し上げます」と頭を下げた後、「スクラム(緊急停止)など、安全の基礎はきちんとできた。今度のことを、いい体験に生かしていきたい。安心、安全な原発にしたい」と語った。
泉田知事は「こういう話をいただいても、原発が安全だとは世の中に伝わらない」と反論。「現実に放射能が漏れ、その連絡も遅くなっている。機械設備の問題以外に、東電の危機管理にも問題があるのではないか」と不信感を示し、「しっかり情報を出してほしい」と申し入れた。
勝俣社長の「いい体験」発言に対し、被災地からは怒りの声が上がった。柏崎市東港町の高校教員中村昌子さん(39)は「当事者意識がない。あの揺れを経験していたら、言えない発言」と憤る。同市豊町の会社員男性(33)は「災害を乗り越えた市民が言う言葉。まだ災害の渦中なのに」とあきれ顔を見せた。
放射性物質の放出という重大なトラブルにもかかわらず、人ごとのような発言を疑問視する声も。刈羽村刈羽の男性(85)は「『小さな事でも大したことでない』という発言は責任逃れ。見逃すわけにはいかない」と切り捨てた。
▲このページのTOPへ HOME > 原発 劣化ウラン フッ素4掲示板
フォローアップ: