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東電:夏の電力綱渡り 柏崎刈羽原発停止命令で
新潟県中越沖地震で火災を起こした東京電力柏崎刈羽原子力発電所が、柏崎市から使用停止命令を受けたことで、同原発はこの夏の運転再開の見通しが立たなくなった。このため、東京電力は18日、主要電力会社6社に9月までの電力融通を要請した。6社は管内の需給バランスを見極め融通電力量を決める方針。夏の電力需要期を迎え、天候次第では全国的に需給が逼迫(ひっぱく)する可能性もあり、東電は綱渡りの供給体制を続けることになりそうだ。
要請先は、東北、中部、関西、四国、中国、九州の6電力。東電は03年にもトラブル隠しの影響で多くの原発が停止したことから、北海道、関西など5電力から最大計163万キロワットの融通を受けている。
東電は今夏の最大電力需要を、気温が平年並みの場合で約6110万キロワット、記録的猛暑の場合は過去最大となった01年並みの6400万キロワットを想定している。一方、柏崎刈羽原発からの供給は最大で計465.6万キロワットを見込んでいた。計画通りに行けば、平年並みの場合で417万キロワット、猛暑の場合でも火力発電などを追加することで192万キロワットの発電余力(供給予備電力)を確保できるはずだった。しかし、同原発の停止で予備分が消し飛んだだけでなく、ピーク時の電力需要を賄えない計算になった。
主要電力会社10社で構成する電気事業連合会は、今夏の最大電力を1億8000万キロワット、供給力を1億9800万キロワットと予想。予備力は1800万キロワットと想定していた。柏崎刈羽原発分を除いても10社全体では、予備力を確保できる計算になる。
しかし、北陸電力でも原発2基が全面停止。さらに、今冬の記録的な暖冬で積雪が少なかったため、水力発電用の貯水量も今後の雨量次第では不足する可能性がある。一方、需要は景気拡大で産業用が伸びており、需給関係は予断を許さない状況だ。【内山勢】
毎日新聞 2007年7月18日 20時59分
http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/kigyou/news/20070719k0000m020112000c.html
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