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耐震計算ミスの装置補強へ 核燃再処理工場の工事認可【中日新聞】
2007年6月29日 17時27分
日本原燃の再処理工場(青森県六ケ所村)で、使用済み核燃料を取り扱う2つの装置の耐震計算ミスが明るみに出た問題で、経済産業省原子力安全・保安院は29日、うち1つについて同社が申請していた耐震補強工事計画を認可した。
認可されたのは、使用済み燃料をプール内で移動させる燃料取り扱い装置。燃料をつかむ移動式クレーンの台座を支える鉄製の梁の一部で、耐震強度が不足するなどしていたため、梁や支持部材を追加、補強する。工事期間は2週間程度の見込み。
ミスは設計を請け負った日立製作所グループの担当者が誤った数値を入力したのが原因。担当者は1996年にミスに気付いたが、隠していた。
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2007062901000478.html
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