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http://jcphata.blog26.fc2.com/blog-entry-743.html から転載。
愛媛県をねらえ!
先の記事を書いてから、産経新聞が不気味な報道をしているとのメールをいただいた。中田くんも「デキレースか?」でとりあ げてもいたが、そのなかでターゲットは「愛媛県」という推理はかなり高い確率であたっていると思う。
4月29日の産経新聞の記事を引用しよう(http://www.sankei.co.jp/seiji/seisaku/070429/ssk070429000.htm)
-----(引用開始)-----
経済産業省は28日、高レベル放射性廃棄物最終処分場の候補地選定への協力を全都道府県に働きかける方針を固めた。これまで市町村や都道府県から要請を受けて実施していた説明会を経産省が自主的に開催し、早期の調査着手を目指す。処分場建設をめぐっては、高知県東洋町が初期調査への応募を撤回するなど“逆風”が強まっている。このため同省は「平成19年度中の調査開始」という目標の実現に危機感を抱き、待ちの姿勢から積極姿勢へと転換する。
最終処分場の候補地選定は、市町村が自ら名乗り出ることが前提の公募方式で行われている。これは、旧動力炉・核燃料開発事業団(動燃)が昭和60年代に、地元の意向を確認しないまま調査したことが大きな批判を浴びたためで、地元の意向を尊重する公募方式が採用された経緯がある。
平成14年末から公募が実施されてきたものの、受け入れを検討した自治体では、最終処分場の必要性や安全性が議論される前に反対運動が盛り上がり、いずれも断念という結果に終わっている。
住民はもとより、所在地の知事の反対で断念に追い込まれたこともたびたびある。初めて応募に至った東洋町のケースでも高知県と、東洋町に隣接する徳島県の知事が強硬に反対。結局、推進派の町長が今月の統一地方選で敗れ、新町長から応募撤回の要請があり、初期調査の選定は振り出しに戻った。
最終処分場は、原子力発電所の使用済み核燃料や、その再処理工程で発生する高レベル放射性廃棄物を、地下300メートルより深い岩盤に埋めて管理する施設で、平成40年代後半から稼働させる計画だ。しかし、安全性確保のために、万全を尽くした計画策定が必要で、予定通りに建設するには19年度中の調査開始が必要とされている。
-----(引用終了)-----
この記事にある「旧動力炉・核燃料開発事業団(動燃)が昭和60年代に、地元の意向を確認しないまま調査したこと」は、前記事で書いたとおり。
場所も特定されている。
で、東洋町での反省から積極策に転じるのだが、この60年代の調査では、四国西部では愛媛県に4ヶ所(A〜C、F)、高知県に7ヶ所(D、E、G〜K)の11ヶ所ある。
愛媛県の加戸守行知事。
この人は、国の原子力政策にたいして非情に、もとい非常に物わかりがよい知事である。
国策も率先して推し進めた。
先の市町村合併でも、積極的なイニシアチブを発揮したことは記憶に新しいし、伊方原発のプルサーマル計画も推進の立場である。
そして例外にもれず愛媛県も財政的に大変なのだ(^^;
さきの動燃の愛媛県での調査なのだが、そのうちA〜Cは、伊方原発から直線で50キロ余の越智郡付近にある。
瀬戸内海に近く、適正地区の優先ランクは高いとされている。
が、問題は松山市、今治市、東予市で囲まれた地域だということである。
愛媛県のもう一つ(F)は、北宇和郡津島町である。
ここは伊方原発から直線で50キロ以内。
海もすぐそばにある。
ここも宇和島市にもちかいが、なにせ四国西南部は愛媛、高知を問わず過疎にあえぐ地域である。
前東洋町長と同じように「禁断の実」に、多かれ少なかれ魅惑を感じていることはまちがいあるまい。
だが、この地図をみていて気づいたことがある。
高知県にあるI地点である。
ここは篠山の真南で宿毛市京法だが、
愛媛県一本松町(現愛南町)と境を接する県境だ。
すぐ南には天然の良港でありながら、利用計画が定まっていない宿毛湾港がある。
かつてここは原油基地問題でゆれた地域である。
まさかね…(^^;
おのおの方、お油断召されるな!!
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