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(回答先: 原子力資料情報室】事故 : 志賀原発1号炉・制御棒が3本も脱落し臨界,さらに原子炉緊急停止失敗 ----北陸電力は志賀原 投稿者 Kotetu 日時 2007 年 3 月 18 日 18:41:18)
http://blog.goo.ne.jp/tokyodo-2005/e/a4f119a131b5cca0cd576967f64f8df2 から転載。
これが志賀原発のモニターのコピーだ!〜手書きで「点検」と姑息な隠蔽工作!
読売新聞などによると、北陸電力志賀原発1号機(石川県志賀町)の臨界事故隠しで、臨界状態にあった15分間に原子炉内の複数のセンサーが異常を感知し、計12回にわたって中央制御室に警報音が鳴り響いていたことが、当時の原子炉内の状況を示すモニターから明らかとなった。このモニターは、当時の関係者が保管していたコピーで、臨界直前の1999年6月18日午前2時11分から、炉内で降下した制御棒3本が再挿入された同33分までの運転状況が記録されていたという。
当ブログは、このコピーを入手したので、情報流通いたします。
画面上、緑のラインと赤のラインが完全に左に振り切れているのが分かる(※)。このときに、原発は、中性子量が異常に上昇しており、非常に危険な臨界状態にあった。
※左側のモニタのラインは赤緑ともIRM=中間領域モニタ:原子炉の起動および停止時の中性子量(原子炉出力)を測定するもの=であり、右側のモニタのラインは赤色はIRM,緑色はAPRM=平均出力領域モニタ:原子炉内の中性子量を計測する装置の一つで、原子炉の通常運転中に原子炉出力状態を測定するための装置=である。といっても、それだけはよく分からないので、詳しく解説して頂ける方はぜひコメントをください。
この事故については、【事故直後の未明、発電所長らが会議を開き、事故を報告しないことを決め】(毎日)、【原子炉で核分裂が起こっていることを示す中性子量の上昇を記録したモニターに社員が手書きで「点検」と書き、臨界事故を隠そうとしていた】(上記毎日)ことがわかっている。モニタに手書きで「点検」という文字が書かれているのが分かると思う。この時点でモニタ装置の「点検」をしたのであって実際にこのような数値が出たのではない、ということにしたかったのだろう。やや見づらいので、分かりやすいように、右側のモニタのコピーは、青い丸で囲んだ。
今回の事故隠しは、【技術系社員数百人を対象にしたアンケートでの一社員の指摘から発覚した】(上記毎日)が、ほかにも闇は広がっているのではないか?
原発の安全性そのものが問われなければならない。
明日、浜岡原発運転差止訴訟で専門家証人の尋問が静岡地裁で行われる予定だ。地震の巣であるプレート真上に建つ浜岡原発の危険性を「隠蔽」させないように注目しましょう!
ちなみに、内部告発者を保護する法律とされる法律「公益通報者保護法」がいかに内部告発をさせないための法律であるかは、まだまだ知られていないが、本当のことだ(ここ参照←クリック)。なお、各省庁が内部告発を受け付ける窓口をできるだけ知らせないようにしていることは、各省庁のウェブサイトを見ると一目瞭然だ。どこに通報したらいいのかさえ、分からないようになっているところもあるし、いかなる場合に保護されるのかなんて、ちょっとやそっとでは分からない。内部告発者あぶりだし法、内部告発防止法という異名も宜なるかな…。
法律と言えば、まだまだ知られていない、憲法改正国民投票法案の問題もちょびっと考えてほしい…。
そういえば、ここ←のように原発関連の隠蔽体質は日本だけでなく…。
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