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11月11日10時0分配信 日刊ゲンダイ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071111-00000007-gen-ent
山口百恵、桜田淳子、アグネス・チャンなどの清純派が活躍した73年、ダイナマイト系アイドルとして登場した安西マリアさん。デビュー曲「涙の太陽」は50万枚を超すヒットとなった。しかし、たった5年で引退。表舞台から完全に姿を消すも、99年に突然カムバックし、かつてのファンを沸かせた。今どうしているのか。
会ったのは東横線学芸大学駅近くの喫茶店。
「去年の夏、『MARIA』ってアルバムを出したんです。『涙の太陽』は06年バージョンということでちょっとアレンジし、『夏はケセラセラ』という新曲もおさめました。この歌はマツケンサンバで知られる宮川彬良さんの作曲で、すっごくノリがいい。復帰して初のアルバムだったし、さすがにうれしかったわ」
マリアさん、こういってほほ笑んだ。
復帰して8年。仕事はいたって順調だそうだ。
「カラオケ代わりに六本木のライブハウスで歌ってたら、知り合いの音楽関係者からカムバックの話が持ち上がって。最初はライブハウス中心でしたが、今は地方でのコンサートやホテルのディナーショーもこなしてます。この夏も滋賀県にあるお菓子メーカーのイベントとか、その後は東京と京都のライブハウスと、あちこち飛び回ってました。正直、これほど順調に仕事が入るとは思ってなかった。『涙の太陽』のおかげですね」
ところで、カムバックして間もなく、“熟女ヌード″を週刊誌に披露。これには驚くと同時に、ニンマリした。
「復帰してすぐ写真集のお誘いがあったの。で、ワタシもいい記念になると思い、二つ返事で引き受けたわけ。ところが、写真集は露出し過ぎということで家族から猛反対されて出版中止になり、週刊誌だけになりました」
さて、マリアさんは銀座のクラブで働いていた19歳のときにスカウトされ、歌手デビュー。エミー・ジャクソンのカバー曲「涙の太陽」が大ヒットし、その年のレコード大賞新人賞を受賞するなど大活躍した。しかし、わずか5年で引退。芸能界を去った。
「当時、うつ病とかいろいろ書きたてられましたけど、所属事務所でゴタゴタがありましてね。それに嫌気をさして辞めたんです。ワタシとしては辞めてスッキリしたぐらい。ええ、ですから、未練はまったくなかったな」
その後、芸能プロの社長と結婚、1児をもうけるも、3年で離婚した。
「当時、実家が千葉の成田にあって、離婚後は親元で暮らしてました。その間、地元でクラブを経営したり、鍼灸学校に通ったりしてたんですよ。でも、クラブは3年で閉店。鍼灸の方も父が航空会社を退職し、家族ともども東京に引っ越してきたため、中途退学になっちゃった」
ひとり息子のクリストファー・慶彦クン(23)と2人暮らし。
「息子はワタシの付き人をしてます。芸能界に興味を示しているので、この世界の空気に慣れさせたいの。デビューしたときは応援お願いします」
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