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□【政治・選挙】安倍首相“惨”院選 逆風吹き荒れ29日投票 [スポーツ報知]
http://news.livedoor.com/article/detail/3248974/
安倍首相“惨”院選 逆風吹き荒れ29日投票
2007年07月29日08時15分
選挙戦最終日の28日、安倍晋三首相(52)は石原慎太郎・東京都知事(74)と初めて合体し、最後の支持を訴えた。逆風にさらされ続けた17日間の戦いは、閣僚の不祥事に足を引っ張られ、日増しに支持を失っていく苦しさで、最後には人気知事を引っ張り出す掟(おきて)破りまで飛び出す始末。与党劣勢の予想がされる中、安倍首相の命運にも国民の審判が下る。
なりふり構ってはいられない。池袋駅前の街頭演説で石原知事が最初に登場すると、約5000人の聴衆は「おぉー」と大きくどよめいた。次に出てきた主役の安倍首相には拍手が起きただけ。政治家としての格、人気の違いが際立った。
応援に駆けつけたはずの石原知事だが「東京五輪実現のためにも安倍さんに頑張ってもらいたい」と約8分間の演説のうち、首相について言及したのは30秒足らず。安倍首相も「知事が話していた東京五輪の夢を皆さんにも持ってもらいましょう」と知事に触れたのはわずか18秒。お互いに気持ちがこもっていない合体劇となった。
政治ジャーナリストの山村明義氏は「大物とはいえ首相が最終日に応援を求めるなんて聞いたことがない。『安倍人気』に陰りがあるという象徴」と語った。
逆風のきっかけは年金問題。しかし、選挙期間中に相次いで発覚した赤城農相の事務所費問題や閣僚の失言がアンチ自民の風を加速させた。政治評論家の浅川博忠氏は「断続的に不祥事が出たことで、確実に与党にダメージを与え、情勢を悪化させた」と話す。山村氏も「公示前は自民党内に『50議席近くは取れる』という楽観論もあったが、今は完全に吹き飛んだ」と逆風が巨大化したと見ている。
民主党の攻勢に安倍首相は盛り返そうと必死だったが打つ手は裏目に出る。浅川氏は「首相は終始焦っていた。中越沖地震で発生当日に現地入りしたことは周囲の混乱を考えれば首相としてはやってはいけない」と指摘。山村氏は「テレビ討論で声を荒らげたり、冷静を欠く場面が多かった。国民には包容力がない人と映るのでは」と話した。選挙情勢を悪化させた原因には首相にもあると見ている。
惨敗ムードが漂う参院選。結果次第では首相退陣の可能性もある。山村氏は「安倍首相は小泉前首相のような強引な手法を踏襲しすぎた。たとえ続投しても謙虚な姿勢を見せる必要がある」と話す。国民注視の戦い、そして安倍首相にどんな結末が待っているのか。
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