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□【アジア】「極右団体による呂運亨暗殺説」に異論、激しい論争となるか [朝鮮日報]
http://www.chosunonline.com/article/20070727000055
記事入力 : 2007/07/27 16:16:35
「極右団体による呂運亨暗殺説」に異論、激しい論争となるか
「呂運亨(ヨ・ウンヒョン)暗殺の黒幕は、朴憲永(パク・ホンヨン)一派の可能性がある」という李庭植(イ・ジョンシク)教授の主張は、激烈な論争を呼び起こす可能性が高い。なぜならば、これまでの通説では「極右団体にそそのかされた暗殺犯による犯行」とされていたからだ。
呂運亨は解放後の政治指導者のうち、最も多くのテロに遭った人物だ。暗殺以前にも、荒縄・棍棒・拳銃・手榴弾・手製爆弾などによる計12回のテロに遭った。しかし当時の警察は、犯人を検挙したことはなく、時には犯人の肩を持つような態度を見せることもあった。このため、首都警察庁長を務めていた張沢相(チャン・テクサン)が暗殺事件の背後にいたという説が提起されている。
この説を裏付ける傍証として、呂運亨の亡骸が安置されているソウル大学病院に張沢相が現れると、呂運亨の末娘ヨ・ナングさんが「父を殺しておいて、ここに何しに来たのか」と声を荒げる場面もあったという。
当時の警察は、事件発生から4日後の7月23日、平安北道出身の19歳の少年・韓智根(ハン・ジグン)による犯行と発表した。犯人が使用した拳銃は、極右テロ団体の白衣社団長・廉東鎮(ヨム・ドンジン)が出所と伝えられ、犯人の韓智根は裁判で自らを愛国闘士と主張した。
ところが1974年2月、韓智根と共犯だったと主張する金興成(キム・フンソン)、金永成(キム・ヨンソン)、金勲(キム・フン)、柳龍鎬(ユ・ヨンホ)らが、ある時事週刊誌と行なったインタビューで、この事件は新たな局面を迎えた。彼らが「民族分裂の責任者は呂運亨」との結論を下し、極右テロ団体の革新探偵社と白衣社から入手した拳銃2丁で犯行に及んだと主張したからだ。
しかし、誰が呂運亨暗殺を背後で指示したのかについては、現在も判明していない。慶南大の沈之淵(シム・ジヨン)教授(韓国政治史)は「解放政局で中間的な立場を保とうとした夢陽(呂運亨の号)の振る舞いは、左右両派から憎しみを買った。しかし、暗殺の黒幕が誰なのかについて、断言できる手がかりはいまだ発見されていない」と説明した。
暗殺事件直前まで非常に対立的な関係にあった呂運亨(右側)と朴憲永(左側)/朝鮮日報データベース
李恒洙(イ・ハンス)記者
朝鮮日報/朝鮮日報JNS
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