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□【政治・選挙】退陣封じ奏功?逆行? 森&下村発言の波紋 [ZAKZAK ]
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_07/t2007072723.html
退陣封じ奏功?逆行? 森&下村発言の波紋
安倍晋三首相の出身派閥、町村派前会長である森喜朗元首相=写真右=が26日夜、初めて衆院解散に言及した。解散をチラつかせ、参院選候補者を支援する衆院議員の引き締めを図るのが狙いとみられるが、相次ぐ首相退陣論封じの一環との見方も。ただ、一歩間違えれば衆院議員が浮足立つ可能性もあり、波紋を広げそうだ。
森氏の発言は、大阪府豊中市内で行った参院選応援演説で出てきたもので、「参院で野党が多数になれば与党の政策が通らなくなる。だんだん追い込まれ、(衆院を)解散せざるを得なくなる」「解散を恐れてはいないが、政治が不安定になる。国民にとって、とても不幸なことだ」などと訴えた。
この森発言について、町村派有力筋はこう解説する。
「森氏発言は『安倍首相を辞めさせるなら、衆院で信を問うてからだ』という意味。ポスト安倍と言われる麻生太郎外相には“舌禍事件”があったし、福田康夫元官房長官は陣頭指揮を執るタイプではない。だから、『なんだかんだ言っても安倍首相しかいない』と強調したかったのだろう」
つまりはこれも“退陣論封じ”という見立てだが、安倍降ろし阻止に向けた発言は最近、政府・自民党内から相次いでいる。塩崎恭久官房長官や中川昭一政調会長らが次々と、「参院選は政権選択の選挙ではない」といった趣旨の発言を連発しているのだが、ある候補者の陣営幹部は「有権者には“責任逃れ”と受けとめられかねず、選挙戦にはマイナスだ」と反発する。
こうした声に配慮してか、首相側近の下村博文官房副長官=同左=は26日の街頭演説で、「自民党、与党が何議席になっても安倍首相の退陣はあり得ないということは、実際はない。やはり大敗すれば、首相は責任を感じる」と明言した。
しかし、永田町で退陣の可能性を示唆したものと受け止められると、「実際は大敗はないと思っており、首相の責任論になる議席にはならない。(陣営の)引き締めの意味で述べた」と慌てて釈明するなど、迷走ぶりを見せつけた。
候補者サイドからはこんなため息が漏れる。
「政府・党幹部が迷走していては、選挙などとてもできない」
ZAKZAK 2007/07/27
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