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□【事件】京都府警巡査が酒気帯び運転 摘発の大阪府警、報告せず [産経新聞]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070726-00000102-san-soci
京都府警巡査が酒気帯び運転 摘発の大阪府警、報告せず
7月26日16時29分配信 産経新聞
京都府警右京署交通課の男性巡査（３３）が、大阪市内で酒気帯び運転をしたとして摘発されていたことが２６日、わかった。摘発した大阪府警阿倍野署交通課の男性警部補（５５）と男性巡査部長（５４）は、違反者が警察官であることを上司らに報告しないなど適正に処理しておらず、大阪府警は２人について処分を検討する。
大阪府警監察室によると、大阪市阿倍野区松崎町で今月６日、飲酒検問中の警部補ら２人は、乗用車を運転していた右京署の巡査の飲酒検知を行い、呼気１リットル中、０・２１ミリグラムのアルコールを検知したため酒気帯び運転で交通切符を切った。
大阪府警では飲酒運転の違反者が警察官の場合には交通切符ではなく、書類送検で処理する内部基準があるが、警部補らは巡査の職業を「公務員」として処理。２３日に巡査が大阪区検の呼び出しで事情聴取された際に、京都府警の警察官であることが判明した。
警部補らは「処分を受けるのはかわいそうだから」と書類送検をせず、上司らにも報告していなかったという。
一方、巡査は右京署交通課で、事故捜査などを担当。違反当日は休みで昼間に焼酎３合を飲んだという。摘発されたことを報告しておらず、「処分が怖かった。迷惑をかけることを考えると言い出せなかった」と話しているという。
京都府警の平野吉明首席監察官は「誠に遺憾。厳正な処分を行うとともに、再発防止に努めたい」とコメントした。
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最終更新:7月26日17時16分
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